民間薬を超えたタマネギの効能

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民間薬を超えたタマネギの効能
 
 タマネギは慢性疾患に悩む現代人に最適の「薬」です。
 
日本では比較的新しい野菜ですが、中近東やインド、ヨーロッパにおいては古くから最もホピュラーな食品であり、利用価値の高い薬でもありました。
古代エジプトではピラミッドの建造に従事していた労働者の貴重なスタミナ源だったと記録が残っていますし、14世紀の中頃、ヨーロッパでペストが大流行したとき、タマネギを商っている家では患者が出なかったという話もあります。
科学が進歩してからは化学薬剤が主役になりましたが、それまでの間、タマネギはおよそ知られている病気の大半に有効とされてきたのです。
 
そのような歴史的経緯から近年、食物の薬効が注目されるようになると、タマネギは真っ先に取り上げられ、欧米やインドの科学者によって盛んに研究されるようになりました。
それらにより、タマネギには従来考えられていた以上に多彩な作用があり、しかもその効能は一般の民間薬のレベルを超えるものであることが分かりました。
日本でも最近、世界に先駆けて糖尿病や心血管病、骨粗鬆症などに関する臨床試験の成果を報告され、反響を呼んでいます。
 
これまでに疫学的調査や各種の試験で確認されたタマネギの主要な効能は次の通りです。
 
ガン(とくに消化器系ガンの予防)、心臓病・脳卒中(高脂血症血栓・高血圧・動脈硬化の予防と改善)、糖尿病(高血糖)・合併症の予防と改善)、気管支ぜんそくの発作抑制、骨粗鬆症(骨吸収抑制・骨量の改善)、解毒・肝機能の強化、視力強化、老化防止、抗炎症、殺菌、抗ウイルス。
生活習慣病に勝つタマネギ料理 より」
 
 
老化対策・栄養療法の一環にビタミンB12プラス優れた副成分