「私は暑がり」という人も要注意!?
「私は暑がりだから大丈夫!」と思っている人も注意が必要です。
冷え性イコール寒がりとはかぎりません。
自覚症状はなくても、冷えているというケースが結構あります。
例えば手足が温かくても、お腹をさわると冷たいという場合は冷え性です。
漢方医学では「お腹」のことを「お中」といい、体の中心と考えます。
中心が冷たい人は、手足の暑さは表面だけのもので、内部は冷えていることが多いのです。
また、汗かきの人も冷え性といえます。
汗が多いということは、体内に水分が多いからです。
ハードな運動をしたわけでもないのに、ちょっと動いただけで汗をかくとか、食事をするだけで汗が出るというのは、代謝がいいのではなく、体内の余分な水分を捨てて体を温めようとする反応です。
極度の緊張を感じると出る冷や汗も同様で、水分を捨てて体を温めることで、ストレスに対抗しようとしています。
むくみが出やすい人も体内の水分が多いといっていいでしょう。
水が多いと体は冷えます。
夏は外が暑いので、自分の体が本当は冷えているということに気づきにくいですが、そのままにしておくと、冷えはますます進行してしまいます。
体の不調が気になる人は、まず、冷えを疑ってみることです。
《自覚がなくても要注意!こんな人も実は冷えている》
・寒いときでも体がほてる
・目の下にクマが出る
・赤ら顔
・唇の色が青っぽい
・青あざができやすい
・お腹が冷たい
・生理不順・不正出血がある
・大便の色が黒く臭いがきつい
・下肢静脈瘤がある
「生姜力 より」
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体温は免疫力に非常に大きな影響を与えます。
体温が一度下がると、免疫力は30%も低くなります。
免疫力が低下すると、バイ菌やウイルスから体を守れなくなったり、免疫の誤作動によって自分自身の免疫が自分の体組織を破壊して病気を引き起こしたりします。
低体温は体内を酸化させ、老化スピードを促進させてしまいます。
さらに、健康な細胞は低体温だと新陳代謝が悪くなるのですが、ガン細胞は、逆に35度台の低体温のときもっとも活発に増殖することがわかっています。
つまり低体温になると、病気に対する抵抗力が下がり、抵抗力が低下したことによって病気が発症・悪化し、それによって体内環境が悪化すると、さらに低体温になるという「負のスパイラル」にはまり込んでしまうのです。
健康で病気になりにくい体を手に入れるもっともシンプルで効果的な方法は、体温を上げることです。
生姜に含まれる代謝UP成分「ショウガオール」は、生の生姜に含まれる「ジンゲロール」が、加熱・乾燥させることで生れる成分です。
そのため、代謝UPや冷え取りのために生姜を食べるのであれば、加熱・乾燥したショウガを食べなくては意味がありません。
ショウガオールの効果を実感するためには、1日10g~30gの生姜を毎日食べることがポイント。
特に冷えが気になる方は、毎食10gのショウガを習慣にすると良さそうです。
ショウガオールをジンゲロールに変化させるには、生姜を加熱後に乾燥させるのが一番なのですが、どちらか一方でもジンゲロールに変化します。
加熱・乾燥したショウガを取り続けることで、基礎体温が上昇したとの実験結果もありますから、冬太り予防のためにも、冷え取りのためにも、朝ショウガを毎日の習慣にしてみてはいかがでしょうか。
手軽に使える生姜(粉末)は、紅茶、スープ、味噌汁はもちろん、牛乳やヨーグルト、アイスクリームなど乳製品にもよく合います。
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