ならぬ堪忍、しないがヘルシー 腹が立ったら上手に怒る

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ならぬ堪忍、しないがヘルシー 腹が立ったら上手に怒る
 
怒りにフタをせず怒りの奥にある
自分の気持ちを説明しよう
 
怒るのはみっともないとか、相手と気まずくなりたくないといった理由で、腹が立ってもグッとこらえるようにしている人は多いでしょう。
でも、そうして無理に押さえ込まれた怒りは、いずれ大爆発。
感情的になりすぎて、それこそ人間関係を壊すことになったり、周囲から「感情をコントロールできない人間」と思われたりしかねません。
爆発しなかったとしても、たまった怒りは次第に心と体を蝕んでいきます。
 
だから、怒りには決してフタをしないこと。
といっても、ストレートに怒りをぶつけろと言っているわけではありません。
まずは、ちょっと深呼吸して、怒りの奥にある本当の気持ちを見つめてみてください。
怒りというのは、何かがあったとき最初に生まれる「一次感情」――たとえば悲しみや寂しさ、恐れなどによって引き起こされた「二次感情」であることが多いのです。
 
次に、気持ちがちょっと落ち着いたところで、その一次感情だけを、できるだけ冷静に伝えるようにしましょう。
「連絡がなかったから、事故でもあったかとすごく心配した」「○○と言われて、とても悲しかった」という具合に、相手を責めず、「私」を主語にして話すのがポイントです。
そうすれば、相手も冷静に受け止めることができ、お互いへの理解も深まっていきます。
 
<がんになりやすい性格、心臓病になりやすい性格>
 
 カリフォルニア大学の心理学者が、がんと性格の関連について研究を重ね、「タイプC」の人ががんになりやすいと結論づけています。
タイプCの特徴は、人に気を遣いすぎて自分を犠牲にする傾向が強いこと。
怒りを感じても、相手を不快にさせることを恐れて表に出せません。
そういう行動パターンを続けていると、ストレスで免疫機能が下がり、がんのリスクが高まると考えられています。
 
一方、心臓病になりやすいのが「タイプA」。
こちらは、サンフランシスコの医師たちが行った10年間に及ぶ調査で明かになりました。
タイプAは、競争心や野心が強く、せっかちで攻撃的。
ストレスフルな生活を好むうえ、ストレスがたまっていることに気づきにくいため、血圧の上昇や脈拍の増加といったストレス反応が長く続いてしまいます。
その結果、循環器系に負担がかかり、心筋梗塞狭心症など発症率が上がるのです。
 
AとCの中間が、自分の感情を素直に表現し、リラックスして人と付き合える「タイプB」。
このタイプの行動パターンが、健康にいいといわれています。
15歳若返る錆びないカラダのつくりかた より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因の多くが脳梗塞です。
脳梗塞は、初期段階に数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現します。
これが隠れ脳梗塞と呼ばれるものです。
隠れ脳梗塞は早い人だと30代から表れ、40代を過ぎると急に増加すると言われています。
 
体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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