ココナッツオイルが脳細胞の福音に!

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ココナッツオイルが脳細胞の福音に!
 
ここ最近、話題のココナッツオイルは、肉の脂やバターと同じで室温で固まりやすい「飽和脂肪酸」の仲間ですが、ラードなどの長鎖脂肪酸と異なり、中鎖脂肪酸を豊富に含み、独特の働きを持っている油です。
長鎖脂肪酸は、リンパ管から静脈、脂肪組織、筋肉、肝臓へとゆっくり体内を巡りますが、ココナッツオイルの中鎖脂肪酸は、腸管から吸収されるとそのまま肝臓に運ばれ、効率よく分解されてエネルギーとなります。
つまり、燃えやすく、脂肪として蓄積されにくい脂なのです。
 
また、ココナッツオイルは肝臓で代謝されて「ケトン体」という物質に変化します。
ケトン体は脳に運ばれ、神経細胞のエネルギー源として利用されます。
 
わが国でも有数の認知症外来がある相模原中央病院で、ココナッツオイルを服用し、認知スコアがどう変化するかを確かめたところ、「ココナッツオイルは認知症治療に有効」ということが確認されました。
 
※ココナッツオイルで認知スコアがアップ!
認知障害外来で患者6人にココナッツオイルを1日大さじ3杯服用してもらった。6ヵ月後、認知症のテストのスコアは3種の検査いずれもスコアが上昇。長谷川式、MMSEでは20点以上、レーベンMxでは24.9点以上あれば日常生活に支障ないとされている。
 
市販されているココナッツオイルには品質の差があるため、表示をチェックしましょう。
オイルを抽出する際に高温になりすぎると、有害なトランス脂肪酸が混入してしまいます。
「低温抽出(コールドプレス)」あるいは「エクストラ・ヴァージン・ココナッツオイル」と表示されているものを選びましょう。
ココナッツオイルは加熱しても酸化しにくいため、調理に使うことができます。
 
素早くエネルギーになるので、燃えやすく、太りにくい。
脳の働きを良くし、認知症を改善する報告も。
「若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣 より」
 
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  「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12は細胞の生成に重要な核酸たんぱく質、認知機能と関係が深く、また、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
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