脳細胞が増える、脂肪が燃える スローステップ&スロージョギング

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脳細胞が増える、脂肪が燃える スローステップ&スロージョギング
 
30代半ばを過ぎるころから、じっとしていてもエネルギーを燃焼させる「基礎代謝力」は低下しはじめます。
女性ホルモンの分泌が低下することによって筋力低下が加速し、腰回りやお腹回りにも脂肪がつきはじめます。
自分で意識しないかぎり、筋肉は衰える一方。
この段階で行なうべきは、筋肉の減少に歯止めをかけるために、「運動をすること」です。
 
40歳以降の年代でもっとも効果を上げるのは福岡大学田中宏暁先生が提唱する「スローステップ運動」。
高低差20cmほどの台(フィットネス専用)を用意して、リズミカルに上り下りを繰り返すシンプルな動きです。
1秒間に1ステップのペースで、10分間を目安に行ないましょう。
音楽を聴いたりテレビを見ながらでもOK。
 
慣れてきたら、「スロージョギング」にも挑戦。
1歩につき10cm進むぐらいの歩幅を細かく速く刻みながら、笑顔でおしゃべりできるぐらいのペースで走ります。
かかとではなく足指の付け根で着地すると、ひざの故障を防ぐことができます。
楽ちんで続けやすい有酸素運動でありながら、素晴らしい効果を発揮します。
まず、記憶をつかさどる脳の「海馬」や意思決定をする「前頭前野」の脳細胞に働きかけ、細胞の数を増やします。
また、脂肪の燃焼を促進し、ダイエットにも効果的。
同じ5キロをウォーキングするよりもエネルギー消費量が2倍も高くなることがわかっています。
 
※スロージョギングの消費カロリーはウォーキングの2倍!
体重60kgの人が5kmの距離をウォーキングした場合、消費カロリーは150キロカロリー。対して、同じ距離でスロージョギングをした場合は300キロカロリーと、約2倍!
 
運動嫌いでも続けられるスローな運動。
脳細胞の増加、エネルギー消費アップに効果大!
「若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣 より」
 
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  「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12は細胞の生成に重要な核酸たんぱく質、認知機能と関係が深く、また、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
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