食後に眠くならない秘訣

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後に眠くならない秘訣
 
水の摂り方を少し工夫するだけで、日常の体調管理そのものがとてもスムーズになります。
 
たとえば、食後は副交感神経が働くため、体はリラックスモードになり、どうしても眠気に襲われます。
大事な会議が午後に控えているときなどは、まさに睡魔との戦い。
会議どころではなくなってしまい困る人も多いと思いますが、水の摂り方を工夫するだけで、食後の眠気を最小限に抑えることができます。
 
心がけてほしいポイントは、食前にしっかり水を飲むということ。
200~300ミリリットルほどの水を飲んでから、ゆっくりと食事を摂るようにすると、不思議なことに食後、あまり眠くなりません。
 
ここでも注目してほしいのは、「胃結腸反射」です。
 
通常、食事をしているときには交感神経が働き、食後、消化管が動き出したところで副交感神経に切り替わり、それが眠気を引き起こします。
もっといえば、この切り替わりが激しいときほど、そのギャップで眠気が誘発されるわけです。
 
食事の前に水を飲むことをすすめるのは、「胃結腸反射」であらかじめ腸を動かし、副交感神経の働きを高めておくことが狙いの一つ。
そのうえで、ゆっくり食事を摂るようにすれば、食べている段階で消化も進んでいくため、副交感神経はさらに活発になります。
交感神経も働きますが、同時に副交感神経も働き出すため、食後のギャップが生じにくくなるのです。
 
要は、ゆったりとリラックスして食べることで眠気は防げるのです。
 
逆にいえば、忙しいからとガツガツと丼物などを早食いしていると、食後に急激な眠気に襲われ、かえって仕事の能率は悪くなります。
忙しいときほどゆっくりと食事を摂る、そうしたほうが能力は発揮しやすくなるのです。
 
この二つのポイントが守れるようになったら、できれば食べる量も抑え、「腹八分目」を心がけてください。
 
満腹になってしまうと、腸の消化吸収に大量の血液が使われてしまうため、相対的に脳の血流が滞って、頭がボーっとしてしまいます。
大事な会議の際には意識して食べる量を減らし、集中力を高めるといいでしょう。
 
誤解している人も多いのですが、たくさん食べれば、その分、たくさんの栄養が補給できるというわけではありません。
栄養の吸収は腸の働きに左右されているのです。
 
腸の健康さえしっかり確保していれば、少ない食事の量でも栄養補給ができます。
食べ過ぎと早食いは、百害あって一利なし、なのです。
 
これも、むくみ知らずの生き方の秘訣です。
 
※「胃結腸反射」といわれる胃と腸の見えない連携。
水を飲むことでまず胃が膨らみますが、実はその際、胃の下にある大腸に信号が送られます。
その結果、大腸が収縮し始め、溜まっていた便を直腸に送り出すことになるのです。
こうした、「胃結腸反射」により胃腸が動き、副交感神経の働きが活発になると、お通じが改善され、心身のリラックスも生まれます。
「人生を決めるのは脳が1割、腸が9割! より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。

 脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。
昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。
 
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