21時のフルーツより15時のケーキが◎

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21時のフルーツより15時のケーキが◎

 

甘いものは食べる時間に気をつけて

 

甘いものは肥満の大敵と思われがちですが、食べる時間にさえ気をつければ、クリームたっぷりのケーキでもチョコレートでも、むやみにおそれる必要はありません。

 

人の体内には脂肪を増やす働きのある「BMAL1」というたんぱく質があります。

1日のなかで最も代謝のよくなる起床後5~6時間の間は、BMAL1が減少することがわかっています。

つまり、日中のこの時間帯であれば、多少多めに食べても脂肪になりにくいというわけ。

甘いものを食べるなら、ランチのデザートや午後のおやつに楽しむのがおすすめです。

逆に夕方に差しかかる頃にはBMAL1が増えていくため、体の脂肪も増えやすい状態になっていきます。

甘いお菓子はもちろんのこと、健康的なイメージのあるフルーツであっても、体脂肪へとダイレクトにつながる果糖が多く含まれるため、食べ過ぎないよう注意が必要です。

太りにくさで選ぶなら、夕食後のフルーツよりも、15時のおやつにケーキを食べるほうがベターと覚えておきましょう。

 

甘いものだけでなく、夕食もなるべく早く食べ終えるよう心がけましょう。

理想は起床後12時間以内。

時間が遅くなるほど体が休息モードへと移行し代謝が鈍くなるため、それだけ太りやすくなってしまうのです。

 

 

大切なのは食べる時間

 

6時 起床

起床したら日光をしっかり浴びて朝食をとりましょう。

体内時計がリセットされて、活動モードに切り替わります。

   ↓  徐々に代謝が活発に

12時

起床してから5~6時間が最も代謝が活発になる時間帯です。

スイーツなどを食べるならこの時間にしましょう。

体脂肪は一度つくられると減ることはない

   ↓  おやつを食べるならココ!

16時

18時  夕食

夕方以降はゆるやかに休息モードになっていきます。

夕食は起床してから12時間以内に食べきるのがおすすめ。

   ↓  徐々に代謝がゆるやかに

24時  就寝

   ↓  睡眠

 

◎スイーツは昼に

 

スイーツなどの甘いものは、脂肪になりにくい時間帯をねらって食べましょう。

 

◎夜はひかえめに

 

糖質を含むものをひかえて、消化のよいものを中心にしましょう。

食べすぎは禁物です。

「栄養素の話 より」

 

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各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

 

それぞれの栄養素のよい点を最大限に引き出すためには、多種類の栄養素をバランスよく摂取することが非常に重要です。

そのためには、食品を組み合わせて食べることが一番の早道。

ひとつの食品には多くの栄養素が含まれるので、組み合わせる食品の数を増やせば増やすほど、一度に多種類の栄養素をとることができます。

食事のバランスは効率のよい栄養素の摂取に直結しているのです。

 

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として新しく注目されているホモシステインが増えるといわれています。

ビタミンB12は主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。

加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。

 

ビタミンB12について?

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子どもの頃やせていた人は大人になっても太らない?

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子どもの頃やせていた人は大人になっても太らない

 

脂肪細胞の数が多いほど肥満に

 

幼児期の生活習慣が、将来の太りやすさに大きく関わっていることをご存じでしょうか。

そもそも肥満とは、人間の体に脂肪を蓄積させる「脂肪細胞」の数が増えたり、肥大したりすることで引き起こされます。

そして脂肪細胞の数は、ほぼ3歳までに決まると考えられています。

幼児期に余分な栄養を摂り過ぎると脂肪細胞の数は急速に増大し、その数はやせても減ることはありません。

つまり、幼児期に太っているということはそれだけ脂肪細胞の数か多いということで、大人になっても太りやすい体質であることを意味しているのです。

「子どもだからいくら食べても大丈夫」というのは大きな誤解。

肥満は様々な生活習慣病を引き起こす原因にもなります。

成長期こそバランスのよい食生活や適度な運動習慣を心がけ、脂肪細胞を増やしすぎないようにすることが、将来の健康のためにも重要なのです。

 

一方で、幼児期にやせていた人でも油断はできません。

最近の研究によると、食べ過ぎや運動不足により脂肪が溜まり続けると、大人であっても新しく脂肪細胞がつくられてしまうことがわかってきたのです

子どもの頃の体形に関わらず、運動不足やエネルギー過多の生活習慣が続けば脂肪細胞が増え、太りやすい体質へと変わってしまうおそれは十分にあります。

 

 

脂肪細胞は大人になってからも増える

 

◎幼児期

 

胎生期→3歳までに急速に増加する

体脂肪は一度つくられると減ることはない

 

◎成人期

 

2パターン

・新しい脂肪細胞が増えて太る

・従来の脂肪細胞が肥大化して太る

「栄養素の話 より」

 

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各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

 

それぞれの栄養素のよい点を最大限に引き出すためには、多種類の栄養素をバランスよく摂取することが非常に重要です。

そのためには、食品を組み合わせて食べることが一番の早道。

ひとつの食品には多くの栄養素が含まれるので、組み合わせる食品の数を増やせば増やすほど、一度に多種類の栄養素をとることができます。

食事のバランスは効率のよい栄養素の摂取に直結しているのです。

 

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として新しく注目されているホモシステインが増えるといわれています。

ビタミンB12は主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。

加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。

 

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最強の栄養バランスとは?

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最強の栄養バランスとは

 

主食・主菜・副菜の「3つのお皿」が基本

 

私たちは一体1日にどのくらいの栄養素をとればいいのでしょうか。

厚生労働省が発表する「日本人の食事摂取基準」には、年代・性別ごとに1日に必要な栄養素の摂取量が示されています。

「推奨量」「目安量」「目標量」のほか、過剰摂取が問題となる栄養素については「耐容上限量」も定められています。

健康維持や生活習慣病予防のために、何をどれだけ食べたらよいかの目安となります。

 

とはいえ、毎日の食事では、これらの数値ひとつひとつに目を光らせる必要はありません。

栄養バランスを整えるコツさえ知っておけば、必要な栄養素を偏りなく摂取できるからです。

そのコツとは、「主食」「主菜」「副菜」の「3つのお皿」を揃えて献立を組むこと

ご飯やパンなどの主食では炭水化物を、肉や魚、大豆製品などの主菜ではたんぱく質と脂質を、野菜やいも、海藻などの副菜ではビタミンとミネラルなと、3つのお皿を揃えるだけで、体に不可欠な五大栄養素をまんべんなくカバーできるのです

 

より実践的な献立づくりには、栄養素の働きによって食品を6つに分類した「6つの基礎食品群」、具体的な食品を主食、主菜、副菜、牛乳・乳製品、果物に分類し、1日の摂取量を単位で示した「食事バランスガイド」(農林水産省HP参照)も参考になります。

 

 

6つの基礎食品群

 

各食品群から1、2品ずつ、1日30品目とるようにすると栄養のバランスがよくなります。

 

◎赤群

主に血や肉をつくるもとになる

 

1群

たんぱく質が多く筋肉や血液、骨をつくる

魚、肉、卵、大豆製品

 

2群

カルシウムが多く、骨や歯をつくる

牛乳、乳製品、海藻、小魚

 

◎緑群

主に体の調子を整える基になる

 

3群

ビタミンAが多く、皮膚や粘膜を守る

緑黄色野菜

 

4群

ビタミンCやミネラルが多く、体の調子を整える

単色野菜、果物

 

◎黄群

主にエネルギーのもとになる

 

5群

炭水化物が多く、エネルギーのもとになる

米、パン、麺類、いも類、砂糖類

 

6群

脂質が多く、エネルギーのもとになる

油脂、脂肪の多い食品

 

 

お弁当にすると……

 

理想のバランスは……

主食副菜主菜=3:2:1

 

主食、副菜、主菜は基本的に一品ずつにして適量を守るようにしましょう。

主材料や料理法が重ならないようにすると、バランスが取りやすくなります。

 

主食は3

ゴハン、パン、麺類など

副菜は2

野菜、きのこ、海藻など

主菜は1

肉、魚、卵、大豆製品など

「栄養素の話 より」

 

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血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

 

でも、LDLには2種類あることをごぞんじですか?

それは、酸化したLDLと酸化していないLDLです。

LDLの中でも血管に悪さをしていたのは、実は酸化LDLだったのです。

ということは、血管を酸化から守るシステムがしっかりできていれば、酸化LDLは血管に付着しづらくなる。

それが血管老化を防ぎ、血管強化につながるということです。

 

この、血管の酸化を抑えてくれるのが、実はビタミンなのです。

ビタミンの中でも特に大事なビタミンが、ビタミンCとビタミンEです。

ビタミンCとビタミンEの抗酸化力は、非常に強力です。

心筋梗塞を起こした患者さんのグループが正常のグループよりも血中のビタミンC、ビタミンEの濃度が低かったとする報告もあります。

この2つのビタミンに、ビタミンAを加えた3つのビタミンは、いずれも抗酸化力が強く、ビタミンACE(エース)と呼ばれています。

そしてもうひとつ忘れてはいけない大事なビタミンがあります。

 

それはビタミンBです。

ビタミンBにはいくつかの種類があり、ビタミンBグループとして存在しています。

ビタミンBの抗酸化力は強くありませんが、細胞のエネルギー産生やエネルギー代謝を効率よくするためにはなくてはならないビタミンです。

体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

また、ビタミンBは8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

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カロリー過多で栄養不足!? 新型栄養失調にご注意

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カロリー過多で栄養不足!? 新型栄養失調にご注意

 

偏った食生活の見直しを

 

街へ出れば24時間、食べ物が手に入るこの時代に、特に若い世代の間で栄養不足に陥る人が増えているという驚きの報告があります

食生活が豊かになった現代で、なぜこのような問題が起こっているのでしょうか。

コンビニやファストフードばかりに頼る食生活では、どうしても糖質と脂質をとり過ぎる傾向にあります

このため、たんぱく質やビタミン、ミネラルが不足し、「カロリーはとっているのに栄養不足」という状態を起こしてしまうのです。

 

例えば、「ビタミンB1」は、糖質をエネルギーに変えるときに働く栄養素です。

糖質に偏った食生活では、常に多くのビタミンB1が消費されるため不足しがちになります。

そのため糖質からエネルギーがつくれず、疲れやすくなったり、頭がぼんやりしたりといった症状が現れるのです。

ほかにも、目の細胞に働きかける「ビタミンA」が不足すると「夜盲症」に、

赤血球の材料となる「鉄」が不足すると「貧血」に、骨をつくる「カルシウム」の不足は「骨粗しょう症」を引き起こします。

 

食糧難によるかつての栄養失調とは異なる原因で起こるため、「新型栄養失調」「隠れ栄養失調」などと呼ばれる現代の栄養不足

本当の意味で豊かな食生活を送れるよう、偏った食事や栄養バランスの見直しを行いましょう

 

 

ビタミン・ミネラルの欠乏症

 

現代人の食生活は、欧米型の食事が定着し、ビタミン、ミネラルが不足しがちです。

これらの栄養素のいくつかをピックアップし、不足するとどういった症状が出るのか、またその栄養素が豊富な食べ物を紹介します。

 

◎ビタミン

欠乏すると……

角膜乾燥症(乳幼児期)

夜盲症

成長障害(成長期)

感染症にかかりやすくなるなど

 

これを食べよう

にんじん

モロヘイヤ

うなぎ

レバー

バター

 

◎ビタミンB1

欠乏すると……

脚気

ウェルニッケ脳症

疲れやすいなど

 

これを食べよう

豚肉

玄米

たらこ

海苔

うなぎ

 

◎ビタミン

欠乏すると……

壊血症

歯茎からの出血など

 

これを食べよう

キウイ

赤ピーマン

カブの葉

レモン

 

◎鉄

欠乏すると……

鉄欠乏性貧血

運動機能や認知機能の低下

無力感など

 

これを食べよう

ほうれん草

卵黄

パセリ

モロヘイヤ

煮干し

 

◎カルシウム

欠乏すると……

骨粗しょう症など

 

これを食べよう

チーズ

牛乳

ほうれん草

煮干し

小松菜

大豆製品

 

亜鉛

欠乏すると……

味覚異常

免疫力低下

男性の性能力低下など

 

これを食べよう

カキ

レバー

うなぎ

牛赤身肉

「栄養素の話 より」

 

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からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

B1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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栄養素を知って自分と家族を超健康に

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栄養素を知って自分と家族を超健康に

 

生命を守り健康を保つ「五大栄養素」

 

私たちが何のためにものを食べるのでしょうか。

最大の目的はもちろん生命を維持するためですが、食の目的はそれだけではないはずです。

様々な味、香り、色、食感の食べ物を通して、食べることを楽しみ、より健康で豊かに生きるために、私たちは日々食べているのです。

 

生き物が生命を維持するために必要な物質を、体の外からとり入れて利用する一連の営みのことを「栄養」といいます。

そして、食べ物に含まれる物資のうち、生命活動に深く関わるものを「栄養素」と呼んでいます。

 

栄養素のなかでも、体を動かすエネルギー源になったり、体をつくる材料になったりするのが「炭水化物(糖質)」「脂質」「たんぱく質です。

私たちが生きるうえで絶対不可欠な栄養素であることから、「三大栄養素」と呼ばれています。

ここに、ほかの栄養素の働きを助け、体の調子を整える「ビタミン」と「ミネラル」の2つを加えたものが「五大栄養素」で、それぞれの栄養素が互いに機能し合うことによって、スムーズな生命活動が営まれています

 

ほかにも、炭水化物の一種である「食物繊維」や、病気に負けない体をつくる「ファイトケミカル」、そして腸から全身の健康を支える「乳酸菌」など、様々な成分や物質によって私たちの健康は維持されているのです。

 

 

五大栄養素の種類と働き

 

五大栄養素

 

三大栄養素

・炭水化物

人が消化できる「糖質」と消化できない「食物繊維」の総称

ブドウ糖に分解され、主要なエネルギー源となる。

  ↓

 食物繊維

 糖質

  

たんぱく質

肝臓でアミノ酸に分解され、筋肉や臓器、血液などをつくるもととなる。

大きく動物性と植物性に分かれる。

 

・脂質

体内で効率よくエネルギーを生みだし、ホルモンや神経組織をつくり、健康を維持する

  

<エネルギー源になる>

糖質たんぱく質は1gあたり4kcal、脂質は9kcal、食物繊維は2kcalのエネルギーになる。

 

<体の組織をつくる>

たんぱく質・脂質・ミネラル

皮膚や酵素、ホルモンなど体の様々な部分をつくる。

なかでもたんぱく質は体のすべての形成に関わる。

 

◎微量栄養素

・ビタミン

脂溶性と水溶性があり、三大栄養素の働きを助ける。

体内ではほとんどつくられない。

 

・ミネラル

無機質とも呼ばれ、骨や歯の形成や体内の水分量の調整など行うが、過剰に摂取すると不調をきたす。

 

  <体の調子を整える>

  ビタミン・ミネラル

  体の機能が円滑になるようサポート。

筋肉の収縮、皮膚や内臓の代謝などに欠かせない。

「栄養素の話 より」

 

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からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

B1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

 

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ハムやソーセージなどの加工品はたくさん摂ってOK?

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ハムやソーセージなどの加工品はたくさん摂ってOK?

 

加工肉はたんぱく源としては非効率的

 

ハムやベーコン、ソーセージなどの加工肉は、調理の手間が少なく手軽に摂ることができ、なおかつ味もよいため、たんぱく源として魅力的に見えます。

しかし、これらの加工肉を摂ったからといって、たんぱく質を効率よく、健康的に補給できるかというと疑問符をつけざるを得ません。

 

第一に、ハムやソーセージには脂質が多く含まれています

そのため、脂質の少ない牛の赤身や鶏むね肉などと比べると、たんぱく質そのものの吸収率が低く、必ずしも効率的にたんぱく質を摂取できるとはいえないのです。

 

さらに海外の研究では、加工肉を摂取し続けると大腸がんのリスクが高まるとの報告もあります。

日本人の平均的な摂取量では特に問題はないようですが、継続して摂るとリスクがないとはいい切れません。

何より、加工肉はカロリーや塩分が高く、取り過ぎれば肥満や高脂血症、高血圧症などの生活習慣病につながるおそれがあります。

そうした深刻な病気を予防する観点からも、あくまでもバランスを重視し、摂り過ぎには注意を払うべきでしょう。

 

加工肉に頼らなくても、お店に行けばさば缶やチーズ、蒸し大豆など、調理をしなくても食べられる手軽でヘルシーなたんぱく源がたくさんあります。

おいしくかつ健康的にたんぱく質が摂れる食品を、あれこれ探してみるのも楽しいものです。

 

 

たんぱく質、脂質、炭水化物の栄養バランスを比較

 

◎鶏むね肉(皮なし)

低脂質、高たんぱく!

 

◎ショルダーベーコン

たんぱく質も豊富だが、脂質も多い

 

 

加工肉は大腸がんのリスクを高める?

 

現在の研究から加工肉を必ず食べてはいけないということにはなりませんが、積極的に摂る必要性もあまりないのが現状。

カロリーや塩分量も気になるので、バランスをみて判断したいものです。

たんぱく質の話 より」

 

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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。

これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。

 

血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。

アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。

たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。

動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。

 

各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html

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たんぱく質の摂り過ぎは健康に悪影響?

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たんぱく質の摂り過ぎは健康に悪影響?

 

脂質の多い動物性は肥満のリスクも

 

たんぱく質の摂り過ぎが健康にどのような影響を及ぼすかについて心配される人も少なくないでしょう。

なかでも気になるのが肥満。

肉類や乳製品など脂質の多い動物性たんぱく質を摂り過ぎれば、カロリーオーバーで肥満の原因になるため、摂取量には注意を払うべきでしょう。

魚介類などほかの動物性たんぱく質や植物性たんぱく質プロテインなど色々な種類のたんぱく質を組み合わせて、摂取カロリーを抑える必要があります。

 

内臓への影響も気になります。

たんぱく質の摂り過ぎが肝臓や腎臓に負担をかけるとの意見もありますが、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、「たんぱく質の耐容上限量を設定し得る明確な根拠となる報告は十分には見当たらない」として、摂取制限は明示されていません。

腎機能の低下した人にはたんぱく質の摂取制限が行われますが、健康な人がたんぱく質を摂ることで腎臓が悪くなるというエビデンスもありません

 

以上のことから、自身の身体活動レベルや体重に合わせた適正量を基準に、極端に摂り過ぎる生活を続けない限り、過剰に心配する必要はなさそうです。

たんぱく質に限らず、どんな栄養素であれ、取り過ぎがよくないのは当たり前のこと。

さまざまな種類の食材から、たんぱく質以外の栄養素もバランスよく摂ることが大切です。

 

 

たんぱく質はたくさん摂ると太る?

 

◎DITで見ると太りにくい栄養素といえる

 

たんぱく質 30%

糖質 6%

脂質 4%

むしろ太りにくい栄養素

食事によるエネルギー消費である食事誘発性熱産生(DIT)の観点から見ると、たんぱく質はほかの栄養素と比べて熱に変換されやすいです。

 

◎どんな栄養素でもカロリーオーバーすると太る

 

体重の増減は摂取カロリーと消費カロリーの収支なので、どんな栄養素も、たくさん食べ過ぎると太るのは事実です。

 

 

たんぱく質は腎機能に負担をかける?

 

なぜ「たんぱく質の摂り過ぎが、腎機能を低下させる」といわれていたのかというと、高齢になると腎疾患にかかりやすくなり、その食事療法として低たんぱく食が推奨されているためでした。

しかし、低たんぱく食の推奨についても、科学的根拠がみられないのだそう。

たんぱく質の話 より」

 

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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。

これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。

 

血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。

アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。

たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。

動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。

 

各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

 

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