子どもの頃やせていた人は大人になっても太らない?

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子どもの頃やせていた人は大人になっても太らない

 

脂肪細胞の数が多いほど肥満に

 

幼児期の生活習慣が、将来の太りやすさに大きく関わっていることをご存じでしょうか。

そもそも肥満とは、人間の体に脂肪を蓄積させる「脂肪細胞」の数が増えたり、肥大したりすることで引き起こされます。

そして脂肪細胞の数は、ほぼ3歳までに決まると考えられています。

幼児期に余分な栄養を摂り過ぎると脂肪細胞の数は急速に増大し、その数はやせても減ることはありません。

つまり、幼児期に太っているということはそれだけ脂肪細胞の数か多いということで、大人になっても太りやすい体質であることを意味しているのです。

「子どもだからいくら食べても大丈夫」というのは大きな誤解。

肥満は様々な生活習慣病を引き起こす原因にもなります。

成長期こそバランスのよい食生活や適度な運動習慣を心がけ、脂肪細胞を増やしすぎないようにすることが、将来の健康のためにも重要なのです。

 

一方で、幼児期にやせていた人でも油断はできません。

最近の研究によると、食べ過ぎや運動不足により脂肪が溜まり続けると、大人であっても新しく脂肪細胞がつくられてしまうことがわかってきたのです

子どもの頃の体形に関わらず、運動不足やエネルギー過多の生活習慣が続けば脂肪細胞が増え、太りやすい体質へと変わってしまうおそれは十分にあります。

 

 

脂肪細胞は大人になってからも増える

 

◎幼児期

 

胎生期→3歳までに急速に増加する

体脂肪は一度つくられると減ることはない

 

◎成人期

 

2パターン

・新しい脂肪細胞が増えて太る

・従来の脂肪細胞が肥大化して太る

「栄養素の話 より」

 

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各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

 

それぞれの栄養素のよい点を最大限に引き出すためには、多種類の栄養素をバランスよく摂取することが非常に重要です。

そのためには、食品を組み合わせて食べることが一番の早道。

ひとつの食品には多くの栄養素が含まれるので、組み合わせる食品の数を増やせば増やすほど、一度に多種類の栄養素をとることができます。

食事のバランスは効率のよい栄養素の摂取に直結しているのです。

 

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として新しく注目されているホモシステインが増えるといわれています。

ビタミンB12は主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。

加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。

 

ビタミンB12について?

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