【脳梗塞を予防する栄養素 香味野菜】

イメージ 1

脳梗塞を予防する栄養素 香味野菜】

★ 香りの強い野菜が血栓を予防する ★
現代人は、飽食・大食などにより、少なからず血液がドロドロになっています。
その程度がひどくなると、血管にコレステロールが沈着して幅を狭めたり、血管壁を硬くして、血流を阻害します。
いわゆる動脈硬化です。
さらに血流が悪くなると、血液が固まりやすくなり、血栓をつくりだします。
その血栓が脳動脈や冠状動脈(心臓の筋肉に血液を送る動脈)を詰まらせ、新鮮な血液の流れが止まってしまって脳梗塞心筋梗塞が起こります。
放っておくとつまった血管の先の細胞が壊死し、最悪の場合、死にいたります。

そんな血栓を予防してくれるのが、セロリ、ニラ、青ジソ、パセリ、赤・黄ピーマン、トマト、ニンニク、ネギ、タマネギ、アスパラガス、アシタバ、春菊、カイワレ大根、チンゲン菜、キュウリなどの野菜です。
これらは、おもに香りの強い香味野菜であり、その香味野菜に含まれる香気成分ピラジンに、血液をサラサラにする作用があることが、東邦大学医学部・椙山女学院大学の共同研究(試験管レベルや動物実験、ボランティア実験)によって明らかになっています。

果物では、マスクメロンプリンスメロン、スイカ、甘夏、グレープフルーツ、レモン、イチゴ、ラズベリーキウイフルーツ、パパイヤなどの、瓜系、柑橘系、ベリー系に抗血栓作用のあるものが多いようです。

★ ニンニクに含まれる臭い成分にも血栓予防効果がある ★
ニンニクやタマネギに含まれる臭い成分のイオウ化合物、アリシンに血栓を溶かす作用があることがわかっています。

イオウ化合物は、一般的に刺激が強く、一度に大量に摂ると胃の粘膜を荒らす危険性があるので、ニンニクは1日5g程度を目安にするとよいでしょう。
ニンニク1個は30gほどなので、6つに切った1かけらが目安となります。
(病気にならない食事法 周東 寛 より)


脳梗塞の予防・対策にビタミンB12のサプリメント
http://www.endokoro.com/