いつかまた会うときには笑顔でいられますように
「さあ、何食べようかな」とか、「ちょっと歩きたいな」といった明るい気分を忘れない人は、毎日の暮らしの中で老け込んでしまうことはありません。
夫婦一緒でもいいし、別々でもいいです。
もう留守番役の要らない年代なのですから、おたがいにそのときの気分に従っていいはずです。
そういう毎日を繰り返すことができれば、歳のことなど考えないで済みます。
老いは忘れてしまえば必要以上に追いかけてはこないのです。
しかも人生はまだまだ続きます。
元気でいる限り、そして気持ちの若さも失われない限り、きっと誰かが「また集まろうか」と言い出します。
その声を聞いただけで、気分はたちまち数十年も若返ってしまいます。
これなら懐かしい仲間たちの集まりに、若々しい気分のままで加わることができますね。
どの顔も、昔と同じ笑顔を浮かべていたら、あなたもきっと、歳を重ねることの幸福感に包まれると思います。
その日まで、せめて気分だけは朗らかに暮らしてください。
「脳のため光を浴びよう肉を食べよう より」
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
老人の認知症の3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。
この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク合成、核酸(DNA)合成が順調に行われる必要があるのです。
ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
アルツハイマー型認知症の方々の脳脊髄中にはビタミンB12が少ないことが確認されています。
ビタミンB12について?
http://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html
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