全部は無理~!3つだけやるとしたら?
まずはこれだけやってみてという3点を用意しました。
やることはとても簡単で、1.夜、湯船につかる、2.寝る前に腹式呼吸をする、3.部屋を真っ暗にして寝るの3つです。
1.で血流をよくし、2.で血管をゆるめ、3.で血管をゆるめる時間をつくる、という構成になっています。
どれも夜にできることばかりなので、朝や日中のいそがしい時間は何もしなくてOKです。
まずは夜の暮らし方を少しだけ変えて、体の調子がよくなっている感じがしたら、ほかのアクションも簡単そうなものから取り入れていってみてください。
1.夜、湯船につかる
炭素系の入浴剤がおすすめ
炭素系の入浴剤は細かい気泡を大量に発生させ、入浴効果を高めてくれます。
炭酸の毛細血管への刺激で毛細血管から一酸化窒素が分泌されて全身の毛細血管がゆるみ、血流がよくなります。
ぬるめのお風呂に10分以上つかる
夜、ぬるめのお湯にゆっくりつかると体温が上昇し、交感神経の興奮がしずまり、毛細血管への血流がアップします。
最低でも10分はつかるといいでしょう。
寝る1時間前の入浴が効果的です。
2.腹式呼吸をする
4・4・8呼吸法でリラックス
「息を吐ききってからお腹をふくらませて息を吸う。2~3回繰り返したら、4秒かけて吸って、4秒息を止めて、8秒かけて吐く。」
これを8回ほど繰り返してみましょう。
心も体もほぐれます。
腹式呼吸で副交感神経UP
腹式呼吸をして横隔膜を大きく動かすことで、副交感神経のスイッチが入り、リラックスでき、毛細血管がゆるみます。
腹式呼吸はいつ行ってもよいのですが、夜寝る前の習慣にするとよいでしょう。
3.部屋を真っ暗にして寝る
夜中のトイレは薄明かりで
トイレに行きたくなったら、電気はフットライト程度の薄明かりにして光に敏感なメラトニンをさげないようにしましょう。
時間を確認するときもあかるいスマホ画面ではなく、時計などで確認しましょう。
カーテンを閉めてスマホも見ない
副交感神経を優位にしてぐっすり眠れば、毛細血管がゆるむ時間が長くなります。
遮光カーテンを閉めて、ベッドに入ったらスマホを見ないで目を閉じましょう。
真っ暗なほうが深く眠れます。
「毛細血管を増やして不調をなくす暮らし方 より」
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人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。
健康寿命を延ばせるかどうかは、老化と上手くつき合っていけるかにかかっているのではないでしょうか。
根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
近年、動脈硬化の原因として新しく注目されているものに、ホモシステインというものがあります。
虚血性心疾患である心筋梗塞の発作を起こした人の2割程度にしか高コレステロール血症が見られないことから、これまで長い間、コレステロール以外に動脈硬化の原因となるものがあるのではないかと考えられていました。
そうして、ホモシステインがそのひとつの原因だと注目を集めるようになりました。
このホモシステインが動脈の壁に沈着すると、酸化される過程で血栓を引き起こし、血管を傷害して動脈硬化を引き起こすのです。
ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
また、ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
ビタミンB12について?
https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html
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