特別なことはしなくてOK!
「毛細血管を元気にするのって、きっととてつもない努力が必要なんだろうな……」
なんて心配していませんか?
毛細血管は全身にくまなく張り巡らされている最大の臓器だと聞くと、それを改善していくなんて大変そうだ、と思ってしまいますよね。
でも、それほど大変ではないんです。
何か高価なものを購入したり、毎日膨大な時間をさく必要はありません。
ただ暮らし方、つまり生活習慣を変えるだけで実践できるのです。
ただし、そこにはいくつかの重要なポイントがあります。
それらをしっかりおさえたうえで、生活習慣を変える必要があります。
たとえば、朝カーテンを閉めっぱなしだったところを開けるとか、食事を好きな順番で食べていたところを野菜と海藻→タンパク質→炭水化物の順で食べるようにするとか、そういうことです。
しいていえば、エクササイズや呼吸法をするための数分間が、新たに必要な時間でしょうか。
でも、数分なら、忙しい毎日でもなんとか取り入れられそうな気がしませんか?
- まずはやってみよう
毛細血管を元気に、つまりピカピカ血管にするためにすべきことは3つです。
1.血流をよくする、2.血管をゆるめる、3.血管をゆるめる時間をつくる。
この3つを実現するために、毎日のちょっとしてことを変えていくだけです。
簡単にできそうなことから実践してみてください。
次からはまず実践してほしい3つのアクションを紹介していきます。
まずは続けてみて体の調子が上向いた実感が得られれば、モチベーションもどんどんあがりますよ。
「毛細血管を増やして不調をなくす暮らし方 より」
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人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。
健康寿命を延ばせるかどうかは、老化と上手くつき合っていけるかにかかっているのではないでしょうか。
根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
近年、動脈硬化の原因として新しく注目されているものに、ホモシステインというものがあります。
虚血性心疾患である心筋梗塞の発作を起こした人の2割程度にしか高コレステロール血症が見られないことから、これまで長い間、コレステロール以外に動脈硬化の原因となるものがあるのではないかと考えられていました。
そうして、ホモシステインがそのひとつの原因だと注目を集めるようになりました。
このホモシステインが動脈の壁に沈着すると、酸化される過程で血栓を引き起こし、血管を傷害して動脈硬化を引き起こすのです。
ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
また、ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
ビタミンB12について?
https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html
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