ピカピカ血管ライフ<夜23:30 成長ホルモンって?>

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ピカピカ血管ライフ<夜23:30 成長ホルモンって?>

 

  • 成長ホルモンって?

 

睡眠中に毛細血管のメンテナンスをしてくれるアンチエイジングホルモンの中から、成長ホルモンを紹介しましょう。

 

成長ホルモンは筋肉や骨など体の組織の成長、全身の細胞の修復や新陳代謝の活性化、免疫力強化などを行うホルモンです。

眠っている間に分泌された成長ホルモンは、毛細血管の修復・再生もうけおってくれています。

ピカピカ血管のために不可欠なホルモンが、成長ホルモンなのです。

 

  • 寝入りばなの3時間がピーク

 

成長ホルモンは1日の分泌量のうち約70%が睡眠中に分泌されています。

分泌量は1日のうちに何度もあがったりさがったりしていますが、分泌のピークは寝入りばなの3時間です。

寝ている7時間のうち最初の3時間で分泌され、その後の4時間で毛細血管を通って全身に運ばれ、仕事をしています。

 

成長ホルモンにうまく働いてもらうためには、短時間睡眠ではなく、7時間ほどの睡眠時間が必要です。

 

  • 成長ホルモンをたくさん出すには?

 

多くのホルモンは老化とともに分泌量が減り、40代では20代の半分、60代では4分の1になります。

それは成長ホルモンも同じです。

ホルモンをたくさん出すには、サーカディアンリズムと睡眠を整えることが大切です。

サーカディアンリズムが整い、睡眠の質があがると睡眠ホルモンであるメラトニンがしっかり分泌されます。

これによって深い睡眠が得られれば、成長ホルモンもしっかり出ます。

 

 

成長ホルモンとともに睡眠中に体のメンテナンスをしてくれるアンチエイジングホルモン、それがメラトニンです。

睡眠ホルモンとして有名ですが、成長ホルモンと同じ時間帯に分泌されると成長ホルモンの分泌を促進します。

また、現在発見されているなかで最も強い抗酸化作用を持つアンチエイジングホルモンでもあり、毛細血管の酸化や劣化をきれいにする「サビ取り」として働いてくれます。

 

  • 成長ホルモンとタイミングを合わせて

 

メラトニンの分泌は、朝日をあびて15~16時間後に始まり、そこから数時間後にピークとなります。

朝6時起床、21時から分泌を開始、23時就寝、午前1時ごろメラトニンと成長ホルモンの分泌ピークが重なり合い、ピカピカ血管をつくるゴールデンタイムに、というのが理想です。

夜型で寝るのが遅いとゴールデンタイムがうまくつくれません。

朝6時~7時に起きて早く寝る習慣をつけましょう。

 

 

アメリカではメラトニンのサプリはポピュラーで、時差ボケや一時的な不眠に対して、1週間程度使うなら有効です。

でも、本来のメラトニン生成を抑制してしまったり、副作用があることも報告されています。

また、サプリに含まれるつなぎや保存料の物質が肝臓の負担になる可能性があるため、常用はおすすめできません

「毛細血管を増やして不調をなくす暮らし方 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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