ピカピカ血管ライフ<夜23:30 リンパ呼吸法>
- リンパ呼吸法
老廃物を流す最後の仕上げがリンパ呼吸法です。
疲れがとれないときや、体のむくみが気になるときに実践してみてください。
この呼吸法はあおむけに寝て行うため、立ったり座ったりしている状態よりもリンパが流れやすくなります。
また、横隔膜の近くにある、リンパ液をストックする場所「乳び槽」に呼吸をすることでほどよく腹圧がかかり、乳び槽がほぐれてリンパが流れやすくなります。
<リンパ呼吸法の手順>
1.あおむけになり、全身の力を抜いて膝を軽く曲げる。
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2.鼻から息を軽く吐ききる。
↓
3.お腹を大きく膨らませながら、さらにゆっくりと鼻から息を吸う。
↓
4.お腹をへこませながら、さらにゆっくりと鼻から息を吐く。
※布団の中で行い、そのまま眠くなったら寝てしまいましょう。
朝にはすっきりしています。
- ドロドロリンパがサラサラに!
研究室で検証したところ、リンパ呼吸法を行ったあとは老廃物や脂肪酸でドロドロだったリンパがサラサラに変化し、するする流れることがわかりました。
リンパの流れが良くなることで毛細血管の血流を改善し、全身にとてもよい効果が期待できます。
- 寝酒より水を飲む
寝る前に飲むものはアルカリ性の軟水やハーブティー、牛乳、ルイボスティーなどがおすすめです。
お酒を飲むとよく眠れる、とナイトキャップを習慣にしている人は意外と多いのですが、お酒を飲んだときの睡眠は深い眠りにはなりません。
アルコールを分解するために体が働きづめになるので、よく眠っているつもりでも十分に休めていないのです。
お酒を飲むなら、眠る3時間前までにしましょう。
- 歯磨きは寝る30分前までに!
睡眠直前の歯磨きは睡眠ホルモンであるメラトニンを減少させ、眠りが浅くなってしまいます。
寝る前に洗面所で歯磨きをして、そのまま寝室へ……という流れで生活している人も、今日からは寝る30分前までに歯磨きをすませましょう。
- お腹を空っぽにして寝る
食事は寝る3時間前までにすませましょう。
寝る直前にご飯を食べたり、お菓子を食べたりするのは胃腸にとって大きな負担になります。
胃に食べ物があると、寝ている間に体をめぐるべき血液が消化活動に駆りだされてしまいます。
また、交感神経のスイッチがオンになり、体が覚醒してしまいます。
「毛細血管を増やして不調をなくす暮らし方 より」
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンやアセチルコリン、ドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニン、アセチルコリン、ドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。
ビタミンB12について?
https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html
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