最高の健康食は「納豆キムチ」
最高の健康食は「納豆キムチ」
元気なボス細胞をつくるには、「食」をメインに生活習慣を改善していかなければなりません。
では、具体的にどんなメニューがおすすめなのかこれから説明していきましょう。
もちろん、いくらおすすめだからといって、そのメニューだけを食べればいいというわけではありません。
あくまでもバランスのいい食事のなかで、積極的に取り入れてほしいものを紹介していくということです。
まず、おすすめのメニューの筆頭にあげたいのは「納豆キムチ」です。
作り方はいたって簡単です。
みじん切りにしたキムチを納豆に入れて一緒に混ぜるだけ。
そのままご飯にかけてもいいし、冷奴に乗せたり、チャーハンやパスタに応用したりすることもできます。
とてもおいしいので、普段からよく食べています。
納豆は発酵食品のひとつで、蒸した大豆を納豆菌という微生物の力を借りて細菌発酵させて作ったものです。
こういった発酵食品に含まれる人体にいい影響をあたえる微生物のことを「プロバイオティクス」と呼びます。
ヨーグルトなどに含まれる動物性乳酸菌やキムチやぬか漬けに含まれる植物性乳酸菌、あるいは納豆菌などもこれに該当します。
かつて味噌は保存食であり、つまんで食す「食べ物」でしたが、逆に納豆はもともと調味料として奈良時代に中国から日本に伝わった食品です。
当時の納豆は、現在のような粘りのある「糸引き納豆」ではなく、発酵させたのち乾燥・熟成させた粘りのない「浜納豆」や「塩辛納豆」のようなものでした。
今でも中華料理では豆鼓という調味料が使われていますが、それが当時の納豆とほぼ同じようなものだと考えられています。
現在のような糸引き納豆が登場したのは中世以降のことです。
納豆の主原料である大豆には、ボス細胞をつくるのに欠かせない良質なたんぱく質や便秘を防ぐ食物繊維、腸管の粘膜を強化するビタミンB群などが豊富に含まれています。
さらに、納豆には乳酸菌と同じように腸内のボス細胞を活性化させる納豆菌まで入っているので、免疫力を上げるためには積極的に摂りたい食品のひとつです。
そこに乳酸菌による発酵食品のキムチを加えることで、「プロバイオティクス2倍+大豆のたんぱく質・食物繊維・ビタミンB群」となるわけですから、まさにボス細胞をつくるうえでも活性化させるうえでも、納豆キムチは最も効果的な組み合わせだといえます。
また、納豆には血液をサラサラにする「ナットウキナーゼ」という酵素も含まれていますし、最近ではボス細胞を活性化できる黒大豆も発見されたので、黒大豆による納豆を使えばさらに効果は高まります。
それもあって「納豆キムチ」は最強の健康食なのです。
「免疫力をあなどるな! より」
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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。
これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。
血管はアミノ酸、たんぱく質とコレステロールなどの脂質によってつくられます。
アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。
たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。
動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。
各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。
多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。
たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。
よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。
ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン・活性酸素)が増えるといわれています。
血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。
ビタミンB12について?
https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html
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