相手のマイナス感情はスッとかわす

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相手のマイナス感情はスッとかわす

 

「感じのいいひと」は友好的である。

「仲よくしましょう」「お会いできてうれしい」という気持ちが基本にある。

 

私たちは、自分に好意を持ってくれる人には好意を抱く。

相手の好意を感じると、「いい人だな」と思う。

お互いにいい感じの言葉が交わされ、好意が好感される。

テニスで球を打ち合うように、プラスの気持ちがいったりきたりする。

 

こうした、プラスの感情を渡し合うつき合いは、私にとって必要不可欠だ。

けなし合ったり、いじめ合ったりするのは不愉快だが、仲よくするのは気持ちいい。

たいへんシンプルな法則だ。

「感じのいい」人はこのシンプルな法則を実践できるのである。

 

では、実践できない場合どうか。

 

初対面のときから、相手を見下したような雰囲気を感じさせる人がたまにいる。

初対面だし、何も悪いことは起こっていないのだが、相手はこちらを否定するような態度を見せる。

こういう人は、「どうせ仲よくなんてなれない」「あんたなんかくだらない」といった気持ちが基本にあり、かまえて初対面にのぞんでいる。

 

相手がイやな態度をとれば、こちらもイやな気持ちになるので、嫌悪感をあらわにしてしまう。

すると、お互いのマイナスの感情がいききするつき合いが始まる。

感じが悪い。

 

プラスの球を打てばプラスの球が返ってくる。

マイナスの球を打てばマイナスの球が返ってくる。

プラスの球をもらえば、こちらもプラスの球を打ち返しやすいし、マイナスの球をもらうと、こちらもマイナスの球を打ち返してしまう。

 

「感じのいいひと」であるためには、まず初対面が勝負だ。

プラスにかまえて人に会い、できるだけ好意を伝える。

最初に、イやな球を打って、マイナスの打ち合いを始めるきっかけをつくらないように気をつけたい。

 

自分では気をつけていても、相手がイやな球を打ってくることもある。

そのときは、なるべく打ち返さず、スッとかわして受け流すやり方も身につけておきたい。

「ほがらかに品よく生きる より」

 

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最近、電車の中でキレる人を見かけます。

少し前までは、電車の中で暴れるのは酔っぱらいか、普段から暴力的な人と相場が決まっていました。

でも、最近は違ってきています。

しかも、普段はおとなしく、礼儀正しい人なのに、ついカッとしてキレてしまったという人がとても多いのです。

受けたストレスをコントロールすることができず、感情を爆発させ、普段では決してしないような行動をとってしまう、これがいわゆる「キレる」という状態です。

この「キレる」という行為、原因を簡単に言うと、「ストレス」です。

これはまさに「セロトニン神経」の機能低下が原因だと考えています。

 

セロトニンは脳に静かな覚醒をもたらします。

これは別の言い方をすれば「平常心」をもたらすということでもあります。

平常心を保つというのは、脳の切り換えがスムーズに行われ、どこも暴走も興奮もしていない状態のまま、スムーズに働いているということです。

セロトニン神経の機能が低下すると、感情や精神状態を普段の冷静な状態にキープすることが難しくなることは充分に推測できます。

そしてこのことは、キレる人が朝の満員電車よりも、夜の帰宅時に多いということからも証明されます。

 

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

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