温かい言葉をかけてくれる人がありがたい

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温かい言葉をかけてくれる人がありがたい

 

他人に「その性格は直したほうがいい」という人は、だいたいその相手にイヤがられるものである。

あなただって、あなたにそういってくる人は、うとましいだろう。

 

「治そう」というからには、今の自分は「よくない」「ダメだ」といわれているわけだ。

自分のことを「ダメだ」と思っている人を好きになれないのはあたりまえである。

 

あなたにも覚えがないだろうか。

好きな人のすることなら気にならないのに、同じ行動をしても、嫌いな人だといちいち気になる。

つまり、相手の「ここが気に入らない」「あそこは直したほうがいい」と、あまり気になるのは、その人を好きではないからだ。

 

自分に好意を持ってくれる人には、こちらも好意を持つ。

自分を嫌いな人は、あまり好きになれない。

多くの人はそうだろう。

 

さて、あなたは、落ち込んでいる人をみると、思わず「あなたのこういうところを直したほうがいい」とアドバイスしていないだろうか。

親切でいっているのかもしれないが、それは「私はあなたのことをあまり好きではない」といっているのと同じことである。

相手だって、そんな人のいうことを素直に聞けるはずがない。

 

立ち直るために、その人の性格のどこかを治す必要があるという考えは禁物である。

 

だいたい、「あなたの性格のここを直したらがうまくいく」といわれて、「ああそうか」と自分の性格を簡単に直せる人はいないのだ。

いないのだから、そんなことをいくらいってもムダである。

 

子どもが転んだときに、「さあ、手をついて、足を踏ん張って、力を入れて体を起こしなさい。そうすれば起き上がれます」とアドバイスする人がいるだろうか。

確かにそのとおりかもしれないが、そんなことは子どもだって知っている。

 

落ち込んだとき、他人から性格の欠点を指摘され、それを直すようにいわれなくても、本人は立ち直るときは、立ち直る。

 

そんなときは温かい言葉をかけてくれるほうが、本人にはずっとありがたい。

「ほがらかに品よく生きる より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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