「ペットセラピー」の驚くべき効用

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「ペットセラピー」の驚くべき効用

 

以前、「ペットセラピー」の効果をテーマにしたテレビ番組が企画され、人のオキシトシンコルチゾールの変化を検証する機会を得ました。

オキシトシンコルチゾールも、その体内変動を今では唾液で簡単にチェックできます。

 

番組に協力してくれた男性は、自宅で治療院を経営する方で、仕事が終わるとしばらくペットの犬と戯れる生活をしているとのことでした。

 

そこで、仕事を終えた直後のオキシトシンコルチゾールの数値と、ペットと戯れた(グルーミングをした)直後のそれを測定し、比較してみました。

 

すると、グルーミングをしたあとにコルチゾールが減少し、オキシトシンが増加したことが認められたのです。

 

この実験映像では、この方が夢中で愛犬と戯れ、心から楽しんでいる様子がとても印象的でした。

 

その愛犬とのグルーミング行為が、ストレス解消の脳内秘薬=オキシトシンの分泌をうながし、それがこの男性の「ストレス中枢」の興奮を鎮めたと考えられます。

 

 

少々専門的に解説しましたが、あまり難しく考えなくてもけっこうです。

 

たとえペットを飼っていなくても、たとえば、お子さんのいるサラリーマンなら、帰宅後、子どもと相撲ごっこレスリンごっこするだけでも、グルーミングになります。

一日のストレスが解消されるのを実感するはずです。

子どもをハグするだけでも十分な効果があります。

 

最近、「猫カフェ」ゃ「ふくろうカフェ」が流行っているようですが、それもデジタル時代におけるニーズといえるでしょう。

 

動物と心地よく触れ合うことは、ストレス解消になるのです。

 

脳と体はそのようにできているのです。

「医者が教える疲れない人の脳 より」

 

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最近、電車の中でキレる人を見かけます。

少し前までは、電車の中で暴れるのは酔っぱらいか、普段から暴力的な人と相場が決まっていました。

でも、最近は違ってきています。

しかも、普段はおとなしく、礼儀正しい人なのに、ついカッとしてキレてしまったという人がとても多いのです。

受けたストレスをコントロールすることができず、感情を爆発させ、普段では決してしないような行動をとってしまう、これがいわゆる「キレる」という状態です。

この「キレる」という行為、原因を簡単に言うと、「ストレス」です。

これはまさに「セロトニン神経」の機能低下が原因だと考えています。

 

セロトニンは脳に静かな覚醒をもたらします。

これは別の言い方をすれば「平常心」をもたらすということでもあります。

平常心を保つというのは、脳の切り換えがスムーズに行われ、どこも暴走も興奮もしていない状態のまま、スムーズに働いているということです。

セロトニン神経の機能が低下すると、感情や精神状態を普段の冷静な状態にキープすることが難しくなることは充分に推測できます。

そしてこのことは、キレる人が朝の満員電車よりも、夜の帰宅時に多いということからも証明されます。

 

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

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