肌のハリやツヤが欲しければ化粧水よりたんぱく質
肌をつくるもととなるたんぱく質
たんぱく質は筋肉はもちろん、肌や髪、爪をつくるなど美容のためにも欠かせない栄養素です。
例えば、お肌にハリやツヤが足りないと感じたら、いつもより高い化粧水や高機能の美容液の購入を検討するのもよいですが、まずは自分の食事を思い返し、必要な栄養素をしっかり摂れているか考えてみることも必要です。
美肌に効果的な栄養素というと、ビタミンCやビタミンB群が挙げられます。
しかし、肝心の肌をつくる材料となるものはたんぱく質のみです。
体内でいろいろな役割を果たしているたんぱく質ですが、腸で消化されたアミノ酸は血液にのって肝臓へ運ばれます。
その観点で考えると、アミノ酸はまず先に内臓と血液に届き、次に体の各組織に運ばれ、筋肉や骨、皮膚や髪をつくるのに使われます。
このことからも、肌が荒れたり、髪が細くなったり、爪が割れやすくなったりなどの症状が現れたら、たんぱく質の不足を疑ってもいいかもしれません。
特にダイエットのために食事制限をしている人はたんぱく質が不足しがち。
さらに、定期的に運動をしている人は普通の人よりも多くの摂取量が必要になります。
きれいになるためにダイエットをしているのに、肌がシワシワになったり、以前よりも老け込んでしまったら意味がありません。
毎食の摂取量を目安にきちんと摂り、健康な肌や髪を守りましょう。
たんぱく質が優先して使われるところ
たんぱく質は消化されたあと、まずは内臓や血液に届き、その後骨や筋肉、皮膚、髪などをつくるために使われていきます。
◎内臓・血液 → ◎各組織(筋肉・骨・皮膚や髪)
高価な化粧水やエステの前に食べ物の見直しを
いくら体の外側から働きかけても、体の中に十分な材料がなければ効果も半減してしまいます。
「たんぱく質の話 より」
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人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン・活性酸素)が増えるといわれています。
また、ビタミンB12は古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。
ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
ビタミンB12について?
https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html
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