Step3「理解力」で、自分も相手も深く知る

f:id:endokoro728:20220221220324j:plain

Step3「理解力」で、自分も相手も深く知る

 

状況の変化を読み取れる人になるには?

 

○成功脳の人は

の周りがきれいに整えられている

×ざんねん脳の人は

自分の身だしなみしか気にしない 

 

成功脳を手に入れるためのStep3は、自分の環境とその変化を読み取る能力です。

周りと自分の状況を正しく理解することで適切な対応ができるかどうかです。

 

今自分はどこにいて、どんな状況にあって、何をすべきなのか?――そうした理解がピント外れだと、目標に対してまったく的外れな努力をすることになりますし、自分がピンチのときに適切な行動を選ぶことができません。

 

そうした理解力の有無が現れるのが、身の回りの掃除や整理整頓です。

 

なぜなら、掃除には「正解」が存在しません。

つまり、言葉になっていない非言語情報を操作する脳番地(視覚系、理解系)にかかわる能力だからです。

「きれい」の基準はかなりあいまいなもので、それを自分なりに処理することで非言語情報をとらえる力が鍛えられるのです。

 

仕事ができる人ほどデスクが片付いて実用的とはよくいわれることですが、それは脳科学的にも正しいのです。

 

たとえば髪の毛に寝癖がついているとか、スーツが皴になっているとか、ちょっとお腹が出てきたといったことは、毎日鏡を見るのでよくわかります。

 

しかし、自分が今いる環境については、そこまでは注意を払っていません。

自分の部屋が日々どれだけ汚くなっているか、あるいは収納スペースの中に何がどう入っているかをきちんと把握している人は少ないと思います。

 

外では身ぎれいにしているのに、部屋が散らかっているのは気にしないという人もいるでしょう。

しかし、自分の身なりは気にしても、周囲の環境までは気にならないという人は、それだけ周囲をとらえる視野が狭いということです。

掃除をすると、自分の周囲の状況も、着ている服と同じような感覚でとらえられるようになります

 

私の場合、学生時代は朝5時に起きて、当時住んでいたマンションから最寄り駅までの道を掃除していました。

地域貢献というよりも自分のため、自分を磨くためです。

 

清掃という行為を通じて、自分が住む街にどんな人が住んでいるのか、時間帯によってそれらがどのように変化するのか――そんなことを感じ取りながら、雨の日も風の日もつづけていると、しだいに街の風景が違って見えるようになりました。

 

また、そうした行動は周囲の人との関係をも変えます。

 

毎日同じことをしていると、あるときから、通りすがりの人が声をかけてくれるようになったのです。

「あなた、いつもここで掃除しているわね」「ごくろうさま」と。

 

人間関係――なかでも出会いを「縁」という言葉で表しますが、こうした周囲の環境と、自分の行為との関係性によって生まれるものは、先に述べた部屋の掃除ができているかどうかという些細なことの延長線上にあるということを理解していただきたいのです。

「1万人の脳を見てわかった!「成功脳」と「ざんねん脳」 より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

 

寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html

https://www.endokoro.com/

※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!

https://www.facebook.com/endokorob12