Step2「決断力」で、ブレない意志を獲得する

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Step2「決断力」で、ブレない意志を獲得する

 

「なりたい自分」になるために…

 

○成功脳の人は

孤立するのもいとわない

×ざんねん脳の人は

周囲の目を気にしてしまう 

 

何もかもうまくいく人の条件として「ブレない」ことがあげられます。

 

脳は周囲の環境に流されやすいのです。

とくに「ざんねん脳」から脱却できていない人ほど、他人の評価にあれこれ左右されがちです。

 

「脳の使いかた」が上手な人は、柔軟な姿勢がありつつも、一方で「なりたい自分」のためには揺るがず、コントロールできます。

 

逆にうまくいかない人は「どうしよう……」と不安になって、あるいは目の前の欲に負けて、当初の目標の「右」とは反対の「左」を選んでしまいます。

大事な選択の場面で揺らいでしまうのです。

 

 

あなたはこんな経験がありませんか。

 

「A社のスマートフォンがとても気になっていたが、ついつい人気ランキングを見て別のものを選んでしまう」

「店員さんから『みなさん、こちらの商品も合わせて購入されます』などといわれると、必要がなくても買い足してしまう」

 

こうした事柄は多かれ少なかれ、だれでも心当たりがあるはずです。

 

 

しかし、ちょっとした買い物ならいざ知らず、自分の人生まで流されやすくては満足いく結果など望めないでしょう。

 

よくいわれることですが、失敗も成功するまで続ければ失敗にはなりません。

成功したければ決してブレないこと、簡単にあきらめないことが肝心です。

 

 

では、人はなぜ揺らいでしまうのでしょうか?

 

両親(家族)から反対された。

周囲の人たちに「無理だからやめておけ」と助言された。

学校や職場で孤立するのがイヤだった。

失敗して、自分の能力と将来が不安だった――。

経済面や健康面などの「仕方のない事情」は別として、多くの場合、人は、他人からつけられたスコア(評価)などに振り回されたり、自分の可能性を信じられなくなって揺らいでしまいます。

 

脳はもともと適応しやすい、いわば水のような性質をもっています。

グラスに氷をいっぱいに入れ、そこに水を注ぐと、水はグラスと氷の隙間を埋めようとする性質がありますが、それに似ています。

自分の考えかたや周囲の環境の柔軟に適応しようとするのです。

社員同士が前向きに切磋琢磨している会社に勤めていれば、自然とそれに合わせて自分を成長させようとしますし、グチばかり言ってモチベーションが著しく低い会社にいれば、脳もそれに適応しようとするのです。

 

 

■ブレることと、柔軟に変化していくことは違う

 

揺らいでしまうというのは、他人に合わせることばかりを気にして、自分で器を小さくしてしまっているようなものです。

 

「成功」を意識して視野を広く持っていれば、自然と大きな器が見えてくるはずです。

今望む環境でないのなら、孤立することを恐れることなく周囲の人に流されないようにすることが、脳の可能性に蓋をしないための正しい考えかたです。

 

脳はもともと不安定なのです。

 

環境は絶えず変化をつづけます。

周りの環境ばかりか人間関係までもが時間と共に変わっていくのは、脳の性質からいっても当たり前のこと。

親しい相手が心変わりするかもしれないし、会社の業績が突然悪くなるかもしれません。

 

ブレない秘訣とは、そうした周囲の揺らぎを受け入れる勇気が持てるかどうかだともいえるのです。

 

脳は揺らぎやすい性質があることを理解し、受け入れていくことの大切さを知っているのと知らないのとでは、脳の成長に大きな差が生じます。

 

 

成功脳になる正しい脳の使いかた!

孤立を恐れず、

周囲に流されない勇気を持つ

「1万人の脳を見てわかった!「成功脳」と「ざんねん脳」 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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