Step4「すぐ動ける人」になるには?

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Step4「すぐ動ける人」になるには?

 

○成功脳の人は

小さなことから行動に移す

×ざんねん脳の人は

行動できない理由ばかりを探す 

 

行動や経験こそが大事だといわれても、すぐに実行に移せる人ばかりではないと思います。

 

「いざ始めようとしても、あれこれ考えてしまって、なかなか行動に移せない」

「やらなきゃいけないとわかっていても、どうにもやる気が起きない」

 

わかっているけど動けないというのは、「ざんねん脳」の大きな弊害です。

 

学業成績は優秀で、言われたこと、与えられたミッションをルール通りにこなすことは得意でも、それ以外のこと――つまり自分で考え、主体的に行動しなければならない場面では行動できない人が多いのです。

 

もっとも、最初の一歩が遅いのは、しかたのない面もあります。

なぜなら、脳が最初の一歩を踏み出すときには通常の数倍のエネルギーを使います

不慣れなことをしようとすれば、脳の血流が増えて、とても疲れるのです。

 

人間は楽しいことは簡単にできますが、当然ながら、疲れること、非効率なことについては心理的な抵抗が生まれます。

 

だから、すぐに脳を働かせるには、やりたい動機をつくり、達成するための手順を見つける必要があります。

 

 

■あれこれ考えてしまって動けない人への処方箋

 

「あれこれ考えてしまって動けない」人に贈るアドバイスは、「1番目の行動」を決めることです。

すべきことのすべて、あるいは遠い目標をイメージするのではなく、細分化して、とりあえず「今やること」をひとつ、決めていけばいいのです。

 

たとえば自分で会社をつくろうと思ったら、やるべきことがありすぎて途方にくれてしまいますが、まずは「会社の作りかたの本を買いに行く」とか「ネットで調べる」を1番目にします。

今すぐできることだけを考え、実行すればよいのです。

 

部屋を片付けようとするなら、手順をあれこれ考えるのではなく、まずホコリ対策としてマスクをつけてみることです。

こうして、まずその瞬間の1番目を決めたら、それをこなします。

そして次の瞬間に、また次の1番目を決めていけば、アクションにつながります。

1番目だけを決めることによって、脳の中に「即実行する回路」をつくることができます。

その瞬間の1番目だけに絞るのです。

 

行動に移せない人は、紙に書き出すだけでもかまいません

書くことで運動系脳番地が刺激されますし、ひとつでもこなせば脳が達成感を覚え、やる気が湧いてきます

 

目の前のゴミを片付けたら、部屋全体をきれいにしたくなることがあるはずです。

「テーブルを拭く」「手順を書き出す」といったような、どんな小さな行動でもよいので運動系脳番地を働かせて回路を変更することが効果的です。

 

また、片付けられない人ほど周辺の理解が疎かになる傾向があります。

デスクが散らかっている人は、頭の中も整理できていないのです。

 

もし私がすぐ何かをするとしたら、散歩に行きます。

歩いたことのない道をしばらく歩いてから、実際の作業に取りかかります。

未知のコースを進むことで、脳の中でも新しいアクションを起こせるようになるわけです。

 

 

成功脳になる正しい脳の使いかた!

「考えても動けない」なら、

まず手や足を動かす

「1万人の脳を見てわかった!「成功脳」と「ざんねん脳」 より」

 

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脳の中では、運動会のリレーのように、神経がバトンをつないで、指令を伝達していきます。

しかし、たとえばC地点の神経細胞が倒れてしまい、指令がそこで止まってしまう、という事態が起こります。

このとき、すぐにC地点の神経細胞を救出できれば復活したのですが、時間が経ち、死んでしまって、その指令も届かなくなる。

これが運動麻痺や言語障害の起こる理由です。

 

ところが、脳のすごいところは、C地点から今度はほかのルートでバトンを渡そうとするのです。

新たなルートで、新たなリレーのチームを作り、「言葉を話す」という指令を伝えようとします。

この新チームは、以前のチームのようにバトンの受け渡しがうまくなく、スムーズに指令が届きません。

しかし、何度も繰り返し練習するうちに、だんだんうまく指令が伝わるようになっていきます。

このようにして、死んでしまった神経細胞は復元しないけれど、ほかのルートで代用できれば、言葉がある程度話せるようになり、失語症もよくなっていくというわけです。

 

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。

このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。

高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。

その中でも重要なものがビタミンB12なのです。

脳科学の発達によって、さまざまなことがわかり、新たな試みがされています。

 

ビタミンB12について?

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