Step4何度も「同じ失敗」を繰り返してしまう…

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Step4何度も「同じ失敗」を繰り返してしまう…

 

○成功脳の人は

ミスがないように他人に頼る

×ざんねん脳の人は

コミュニケーション不足になりがち 

 

仕事には人一倍真面目に取り組んでいるし、いつも慎重に向き合っているつもりなのに、何度も同じミスを繰り返してしまう――だれにでもそんな経験があるはずです。

そんな場合、「なぜこんなこともできないのだろう」と自分を責めてしまいがちですが、それでは失敗を繰り返すクセが強まるだけです。

 

「脳番地」でいえば、ミスをしてしまうというのは、考えて行動するという思考系から運動系に伝達するプロセスがうまくいっていない状態です。

 

注意散漫で集中力を欠くとき、とくに睡眠不足などで思考系脳番地が働かないときにミスをしやすくなるのは当然で、十分な睡眠や体調管理が大事なのはいうまでもありません。

見落としがちなのは、感情系がそれを阻害している場合です。

「自分を責める」ことでいやな気分から抜け出せないというのは、感情系が強く働いている状態です。

それによって思考系や運動系への伝達がにぶくなれば、ミスをしやすくなる状況が脳内に生じてしまうのです。

 

ミスを繰り返すことで、またミスをしてしまうのではないかという不安が強くなります。

それによってさらに思考系→運動系の回路がうまく働かなくなるため、何度も同じミスを繰り返してしまうという「負のサイクル」を起こしやすくなるのです。

 

 

■周囲とのコミュニケーションがミスを減らす

 

そうした負のサイクルから抜け出すには、感情にとらわれないこと、つまり「自分を責めないこと」が大事なのですが、そうは言っても、すんなり気分を切り替えるというのはなかなか難しいものです。

 

そこでおすすめなのは、人に頼って周囲とのコミュニケーションを増やすことです。

 

ずっと同じ脳番地を使っていては、ミスをしやすい回路から抜け出せません。

 

そのため、コミュニケーションをとるという、自分だけで処理しないようなプロセスを加えることで変化をつけるのです。

 

たとえば頼まれ仕事であれば、いきなり取りかかる前に、まずは上司にプロセスを確認しましょう。

その上司が得意な仕事かどうかは関係ありません。

たとえ相手が門外漢であっても、自分の仕事が客観的にわかる時間をつくるということが大事です。

 

私の場合は誤字・脱字が多いため、文章を書く仕事では自分だけで処理せず、スタッフや関係者に確認してもらうというワンステップを増やすようにしています。

 

大きな事故のほとんどはコミュニケーション不足が原因だといわれています。

 

「これは危ないかも」と事前に危機を予測できていた人がいたとしても、その人が下の立場だったりすると、声を上げにくかったり確認が疎かになってしまいがち。

それをニュートラルに確認できる環境を、周囲を巻きこんで整えておくことが重要です。

 

失敗しない完全な脳というものはつくれません

失敗やミスを減らすためにプロセスをどう増やしたかが重要なのです。

かの村上春樹氏も、原稿を書き上げたらまず妻に読んでもらうそうです。

三者の視点が入ると、より質の高い作品になることを知っているのでしょう。

自分の脳の使いかたをどんどん他人に見せましょう。

 

自分だけでは精度が向上しない仕事も、人の力をうまく取り入れれば前進できます

 

 

成功脳になる正しい脳の使いかた!

ミスが怖いときほど、

他人に頼るプロセスを増やす

「1万人の脳を見てわかった!「成功脳」と「ざんねん脳」 より」

 

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脳の中では、運動会のリレーのように、神経がバトンをつないで、指令を伝達していきます。

しかし、たとえばC地点の神経細胞が倒れてしまい、指令がそこで止まってしまう、という事態が起こります。

このとき、すぐにC地点の神経細胞を救出できれば復活したのですが、時間が経ち、死んでしまって、その指令も届かなくなる。

これが運動麻痺や言語障害の起こる理由です。

 

ところが、脳のすごいところは、C地点から今度はほかのルートでバトンを渡そうとするのです。

新たなルートで、新たなリレーのチームを作り、「言葉を話す」という指令を伝えようとします。

この新チームは、以前のチームのようにバトンの受け渡しがうまくなく、スムーズに指令が届きません。

しかし、何度も繰り返し練習するうちに、だんだんうまく指令が伝わるようになっていきます。

このようにして、死んでしまった神経細胞は復元しないけれど、ほかのルートで代用できれば、言葉がある程度話せるようになり、失語症もよくなっていくというわけです。

 

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。

このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。

高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。

その中でも重要なものがビタミンB12なのです。

脳科学の発達によって、さまざまなことがわかり、新たな試みがされています。

 

ビタミンB12について?

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