Step4■各分野で差異を生み出せる人が成功する

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Step4■各分野で差異を生み出せる人が成功する

 

社会で成功するかどうかという文脈であえて言うなら、文系で科学的な人は成功するし、理系で文学的な人は成功します。

なぜなら、彼らは差異を生み出すからです。

 

たとえば文章表現というのはファジーなものですが、それに対して科学的なコメントができる人は当然、文章が整然としてきます。

 

一方、数学の公式や物理理論の解説において、その行間を埋めるような文章表現があれば、人々に理解させることができます。

新聞や雑誌、テレビ番組によく登場する科学者や科学ジャーナリストは、それができる人たちです。

 

サッカーもそうです。

戦術の変更に合わせて複数のポジションができない選手は、トップチームでは活躍しづらい時代になっています。

芸能界もそうかもしれません。

歌だけ、お笑いだけというよりも、横断的に活躍できる人が生き残っています。

 

自分の世界での「ユーティリティ・プレイヤー」を目指してください。

 

脳番地の成長という意味でも、いろいろな役割に適応できる能力を目指すことが、正しい脳の使いかたです。

そうしているかぎり、何歳になっても脳は劣化しません。

 

 

■自分の肩書を固定しない

 

現代では「肩書」にこだわらないほうがよいでしょう。

「これが自分だ」あるいは「自分の能力はこれだ」などと、縛られないほうがいいのです。

 

仕事に求められる能力というのは、決してひとつではありません。

逆に「これができるなら、あの仕事もできる」ということはいくらでもあります。

 

そうした持っている能力のすべてが自分なのです。

 

たとえば、幼いときからスポーツしかやってこなかったスポーツクラブのコーチが、蕎麦屋を始めた。

繁盛したのでチェーン展開することになり、今度は経営者として大成功した――。

この人はできることを増やしていった結果、もうひとりの別の自分をつくったわけです。

自分で自分に対する肩書を固定しないことが大事なのです。

 

自分が無知で――つまり自分が一番バカで、好奇心にあふれていた年齢を思い出して、その意識で生活することをおすすめします。

そうしていると、なんにもわからないから、何でも吸収したいという欲求が生じてくるのです。

 

 

成功脳になる正しい脳の使いかた!

肩書よりもさまざまな能力を

得ることを考える

「1万人の脳を見てわかった!「成功脳」と「ざんねん脳」 より」

 

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脳の中では、運動会のリレーのように、神経がバトンをつないで、指令を伝達していきます。

しかし、たとえばC地点の神経細胞が倒れてしまい、指令がそこで止まってしまう、という事態が起こります。

このとき、すぐにC地点の神経細胞を救出できれば復活したのですが、時間が経ち、死んでしまって、その指令も届かなくなる。

これが運動麻痺や言語障害の起こる理由です。

 

ところが、脳のすごいところは、C地点から今度はほかのルートでバトンを渡そうとするのです。

新たなルートで、新たなリレーのチームを作り、「言葉を話す」という指令を伝えようとします。

この新チームは、以前のチームのようにバトンの受け渡しがうまくなく、スムーズに指令が届きません。

しかし、何度も繰り返し練習するうちに、だんだんうまく指令が伝わるようになっていきます。

このようにして、死んでしまった神経細胞は復元しないけれど、ほかのルートで代用できれば、言葉がある程度話せるようになり、失語症もよくなっていくというわけです。

 

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。

このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。

高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。

その中でも重要なものがビタミンB12なのです。

脳科学の発達によって、さまざまなことがわかり、新たな試みがされています。

 

ビタミンB12について?

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