「きん・こつ・けつ・のう・ちょう」は意外と簡単! 長生き食事術5大ルール

「きん・こつ・けつ・のう・ちょう」は意外と簡単! 長生き食事術5大ルール

 

おいしいものを食べたもん勝ち。

でもちょっと工夫するのが鎌田式長生き食事術。

むずかしい技術はありません。

5つのルールを実践すれば、90歳を超えてもスタスタ歩ける人生が待っています。

 

 

その1 がんばらない

「がんばらない」がぼくの人生のモットー。

きびしい食事制限はいりません。

食べたいものを食べましょう。

でも、健康を「あきらめない」。

「継続こそ薬」です。

この食事術を、できるものから毎日続けましょう。

それが70歳、80歳、90歳の壁を越える第一歩です。

 

その2 おいしいものを食べる

メタボを気にする人は、ダイエットに走りがち。

でも、60歳を過ぎたら、もうダイエットを意識するのはやめましょう。

BMI値*が24~27くらいの「ちょい太」のほうが、健康で長生きできるというデータもあります。

長生きをしたければ、おいしいものを食べること。

それをがまんする人生なんて、つまらない!

*体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

 

その3 できるだけ楽をする

毎日3食料理を作るのは大変。

カット野菜や冷凍食品などを上手に活用すれば、調理も時短できます。

がんばりすぎないで、できるだけ楽をする。

ずぼらでオッケーというのが鎌田式。

手抜き料理に罪の意識を感じる必要なんてありません!

 

その4 少しだけ工夫する

ここで紹介する食事術には、むずかしい話や調理法はありません。

本当に、ちょっとした工夫だけ。

たとえば炭水化物を食べるのを最後にする「カーボラスト」や、発酵食品を組み合わせるといった簡単なテクニックばかりです。

料理が苦手な人もマネできる工夫なので、気軽に試してほしいです。

そんな小さな工夫が習慣になったら、もう勝ったも同然です。

 

その5 楽しみを見つける

ぼくの健康法は「楽しみながら」が大前提。

調理そのものはもちろん、食材や食器選びにもぜひ楽しみを見つけてください。

毎日、気持ちを高めながら、長生き食事術を実践してほしいです。

「鎌田式 長生き食事術 より」

 

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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。

これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。

 

血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。

アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。

たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。

動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。

 

各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/