体の病気とうつ病

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体の病気とうつ病
糖尿病や高脂血症(脂質異常症)などの生活習慣病、がん、心筋梗塞脳卒中で、うつ病を伴うケースが増えてきています。
もとの病気の治療とともに、うつ病の治療も欠かせないのです。

≪“病気のせい”と間違われやすい≫
体の病気を持っていると、それに伴ってうつ病が起こることがあります。
体の病気を持っている人が、うつ病を発症する確率は、体の病気がない場合のうつ病の発症率に比べて高いことが知られています。

体の病気に伴ってうつ病が起こる理由は、2つあります。
1つは、体の病気がストレスになることです。
がんの告知を受けたり、脳卒中の後遺症で体の自由が奪われたりすることは、しばしばストレスの原因となります。
また、糖尿病など慢性的な病気による日常生活の制限も、ストレスの原因になる場合があります。
もう1つの理由は、体の病気や薬の副作用によって、脳の機能が障害されることです。

● 体の病気に伴ううつ病は見逃されやすい
体の病気に伴って起こるうつ病は、周囲の人に気づかれにくい傾向があります。
「病気なのだから元気がなくても仕方ない」と考えられてしまうからです。
患者さんがうつ病を発症しているのに、担当医さえ見逃しているケースが少なくありません。

≪治療に取り組む意欲が低下する≫
うつ病を併発すると、体の病気に影響が及び、なかなか改善しなかったり、悪化したりすることがあります。

● 生活習慣の改善がうまくいかない
体の病気が悪化する理由はさまざまです。
生活習慣病の場合では、治療に取り組む意欲が低下するため、生活習慣の改善がうまくいかなくなることがあげられます。
たとえば糖尿病では、血糖をコントロールするために、食事や運動をきちんと管理する必要があります。
ところが、うつ病を併発すると、食事療法を行なったり十分に運動したりすることができなくなるケースが増えます。
また、薬を正しく使い続けることも難しくなります。

これらの理由により、うつ病を併発している人は、そうでない人に比べ血糖コントロールがなかなかうまくいかないのです。

● 死亡率にかかわるデータも
心筋梗塞を起こした後、うつ病を併発したグループとうつ病を発症しなかったグループで、心臓病による死亡率にどのような違いが現れるかを比較した研究があります。
すると、うつ病を併発した人のほうが、死亡率が明らかに高くなることがわかったのです。

このような研究をいくつか比較した結果、うつ病を併発した人のほうが、平均で約2.6倍も、心臓病によって死亡しやすいことがわかりました。

● さまざまな身体症状が現れやすい
体の病気にうつ病を伴うことで、もともとある病気の症状が強く出たり、別の症状が新たに加わることがあります。
うつ病の影響が自律神経系、内分泌系、免疫系などに及び、病気の経過に悪影響を及ぼすことが、その一因と考えられます。

また、ストレスが強くなることで、アトピー性皮膚炎、じんましん、湿疹、ぜんそくなどが悪化することもあります。
うつ病 正しく知って治す より」

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