認知症の初期症状

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認知症の初期症状

年齢を重ねていくと「もの忘れ」が多くなります。
脳の神経細胞は、加齢とともに少なくなっていきます。
これは誰にでも起こる老化現象です。

はじめのうちは、もの忘れなのか認知症なのか区別がつきにくい病気です。
加齢によるもの忘れは、体験の一部を忘れていますが、認知症は体験の全てを忘れてしまうのが特徴です。

認知症はゆっくり進行していくことが、多いようです。

最初は職場で今までできていたことが、急にできなくなってきます。

今日が何月何日であるかわからなかったり、慣れているところで道に迷ったりします。
しかし、初期は症状がしょっちゅう起こるわけではないので、本人が助けを求めたりしない限り周囲の家族には認識されません。

これ以外にも、やるきが起こらなくなり、ものぐさになったというような自発力の低下、言葉の障害、注意力の低下、場合によってうつ症状を見せることもあります。

必ずみられる記憶障害として次の症状が挙げられます。
(1) 同じことを何回も言ったり、聞いたりすることがある。
(2) しまい忘れや置忘れが目立つようになる。
(3) 直前に話したことを忘れてしまう。
(4) ガス栓や蛇口を閉め忘れる。

症状の見当障害では、自分のいる場所がどこなのか、今日は何月何日なのか、わからなくなってしまいます。

そして、判断力の低下が起こり、寒いのに薄着のまま外に出たり、真夏の暑い日にセーターを着ることがあります。

症状は個人差があります。
ですから、必ずしも決まった症状が出るわけではありません。
不安になったり、怒りっぽくなったり、異常な行動をとることもあります。

たとえば睡眠については、夜間はよく眠れなくて、日中にうたた寝することが多くなります。
いままでよりもの忘れがひどくなってきたという自覚から、不安や焦燥という症状も出てきます。
この防衛反応として、妄想がみられることがあります。

妄想は、置き忘れたり、しまい忘れた財布や通帳を誰かが盗んだり、誰かによって隠されたという「盗難妄想」のかたちをとることが多いようです。

その対象は、身近な家族に向けられることもあり、自分が邪魔にされているというようなことを言う時もあります。
介護をする家族にとっては、かなりつらい症状です。

認知症の進行によって、自分の家への道順など熟知している場所で迷ったり、行方不明になったりもします。
そして、まったく無目的の散歩があります。

これが徘徊という行動で、アルツハイマー認知症に多く、脳血管性認知症では多くありません。
「もの忘れは怖くない! 健康脳になる より」

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かつて脳細胞は減少するだけで増殖することが無いといわれていましたが、ビタミンB12によって脳細胞や脳神経の再生・修復が行なわれることが報告されています。

ビタミンB12は、「脳のビタミン」「神経のビタミン」と呼ばれ、脳神経の働きに深くかかわることが知られています。
最近では、大量のビタミンB12を摂取することで脳血管や脳神経の再生・修復にたいへん効果的なことがわかってきました。
ちなみに、ビタミンB12を大量に摂っても、副作用などはないことが確認されています。
それどころか、大量のビタミンB12を摂ることで、人体へのさまざまな効用が得られます。
また、効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく他の成分と一緒に摂取することが望ましいのです。

ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

京都大学医学部の亀山正邦教授は、健康な老人の脳と比較して、老人性認知症患者の脳では、含まれるビタミンB12が4~6分の1に低下していたと報告しています。
老人性認知症とビタミンB12との深い関係を示唆する研究結果といえます。

超高齢社会を目前にしたいま、元気でイキイキと年を重ねるために、ビタミンB12に注目していただきたいと思います。

ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
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子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
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