ギンナンでスタミナ強化

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ギンナンでスタミナ強化
 
あの神秘的なみどり色をしたギンナンは、たくさん食べると鼻血の出るほどの強精食品ですが、主成分は炭水化物。
ギンナンには少量の脂質もあり、物忘れを防ぐレシチンが含まれています。
 
体の老化を促進させ、ガン発生の原因ともなる活性酸素の消去に大きな力を発揮する三大抗酸化ビタミンのビタミンCE、それにカロテンが豊富です。
ほかには、頭の回転をよくする葉酸、骨を丈夫にするビタミンKも含まれています。
 
ギンナンはいうまでもなくイチョウの木の実で、日本にはかなり古い時代に中国から伝わったようです。
各地に巨木や老樹があり、街路樹や公園の木として親しまれています。
神社やお寺などにも古木がある場合が多く、薬用にするために植樹されたもの。
 
生命力が極めて強く、落雷や戦火にあって黒こげになっても、生きのびている木がよくあります。
そのように生命力の極めて強靭な木から生まれたギンナンですから、粒は小さいけれども、食べれば精がつきます。
鎮咳、去痰などの作用もあるといわれ、昔は国民病ともいわれた肺結核にもよく用いられています。
ギンナンには肝臓に働きかけて強精効果を発揮したり、夜尿症や頻尿などにもプラス作用があるそうです。
 
殻に割れ目をつけ、塩いりするのがベスト。
薄皮を除いて衣をつけテンプラにすると二日酔い除けの肴にもなります。
しかし食べすぎは禁物で、1日に5粒くらいがよいでしょう。
「長寿食365日 より」
 
 
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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
ビタミンB12とは…?
 
ビタミンB12の研究初期は、ビタミンB12といえば悪性貧血、悪性貧血といえばビタミンB12といわれました。
しかし、現在のビタミンB12は、神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調 ―手足の痺れ・麻痺・痛みなど― はもちろん、中枢神経 ―脳・脊髄― の機能低下にも有効であることが明らかになっています。
 
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
 
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。
 
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。
 
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
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