心臓病-便利な循環システムが裏目に出る-

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心臓病-便利な循環システムが裏目に出る-
 
◎心臓は心臓によって養われている
 
心臓は血管の一部がふくらんだもので、働く臓器です。
働くからには燃料が必要です。
その燃料は、心臓から出る冠状動脈という血管で支えられています。
 
冠状動脈は心臓の壁(心筋)に栄養分を運び、その栄養分で心臓の壁は働いているのです。
わかりやすくいえば、心臓が心臓を養っているわけです。
冠状動脈は心臓が近いためも、栄養も酸素も豊富です。
しかし、大きな問題があります。
冠状動脈の循環システムが少々変わっている点です。
 
心臓から出た動脈は細く枝分かれして毛細血管につながり、さらに静脈へとつながって、合流しながら心臓にもどりますが、冠状動脈には、吻合をもたない動脈、簡単には助っ人を頼めない終動脈が多いのです。
そのため、1本の動脈が詰まると、そこから先へは血液が流れなくなり、細胞は次々と壊死します。
これが心筋梗塞です。
 
もちろん、終動脈にも、それなりの利点があります。
心臓の働きは鼓動です。
鼓動がとまれば循環がとまり、生命活動もとまるのですから大仕事なのです。
 
すこしでもラクにこなすには、豊富な酸素と栄養分の補給が欠かせません。
そのため、ややこしい毛細血管を通さない終動脈システムは便利でもあるのです。
心筋梗塞は、その便利さが裏目に出たともいえます。
 
◎胸の痛み方で病気が見分けられる
 
ところで、狭心症心筋梗塞と非常によく似た病気に心臓神経症があります。
簡単で確実な見分け方をご紹介しましょう。
 
狭心症心筋梗塞の場合、胸の中央に拳を当てて、苦痛を訴えます。
いっぽう、心臓神経症の場合には、左乳の下あたりに指を当てて苦痛を訴えます。
 
狭心症心筋梗塞と、心臓神経症は似て非なるものです。
狭心症心筋梗塞と違い、心臓神経症では死ぬほど苦しんでも死亡するケースはゼロです。
 
狭心症心筋梗塞の原因は循環にあります。
強い血管で循環さえ元気なら、心臓も元気、あなたも元気です。
「詰まらない破れない 血管を強くする本 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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