【オールシーズン】微量栄養素がパワーアップ食材『レバー』

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オールシーズン】微量栄養素がパワーアップ食材『レバー』

★効用
・体力増強
・虚弱体質改善
疲労回復
・貧血予報
・視力回復
・眼精疲労予防
・老化防止
・抗ストレス
・美肌効果
・血行促進
冷え性改善
 
栄養
《ビタミンAの含有量は特筆もの》
レバーは、動物や鶏の肝臓です。
 
牛、豚、鶏いずれのレバーも、良質のたんぱく質、ビタミンAB1B2パントテン酸、ビタミンC、鉄、亜鉛などをたっぷり含みます。
 
なかでもビタミンAの含有量は特筆もので、たとえば鶏レバーのビタミンA含有量はうなぎの約4倍。
肌荒れや目のトラブルなどに悩む人の強い味方です。
 
そのほか、ストレスへの抵抗力をつけるパントテン酸(ビタミンB5)や、不足しがちな微量栄養素もバランスよく含まれています。
低脂肪、低エネルギーなので、ダイエット中の栄養補給源として最適です。
 
とり方
《食物繊維でコレステロール対策を》
焼肉や焼き鳥の材料にするほか、炒めもの、揚げもの、あえもの、煮込み料理などに利用します。
 
野菜や果物、海藻、きのこ、豆類など、食物繊維の豊富な食品を組み合わせると、気になるコレステロールの排出が促されます。
 
★おすすめレシピ
《豚レバーとたまねぎのチリソース炒め》2人分
<材料>
豚レバー 150g
しょうが汁 小さじ1/2
たまねぎ 1
トマトケチャップ 大さじ1+1/2
中華スープの素 小さじ1/5
サラダ油 大さじ1
かたくり粉 大さじ1/2
ねぎ(みじん切り) 大さじ1/2
しょうが(みじん切り) 大さじ1/2
にんにく(みじん切り) 小さじ1/2
トウバンジャン 小さじ1/2
 
<作り方>
  レバーは水に10分ほどさらし8ミリ厚さに切り、しょうゆ小さじ2/3、酒小さじ1/2、しょうが汁で下味をつけます。
  たまねぎはくし形に切り、トマトケチャップ、酒大さじ1/2、しょうゆ・砂糖小さじ1/2、スープの素、水1/4カップは混ぜ合わせます。
  フライパンに油大さじ1/2を熱し、レバーにかたくり粉を混ぜ合わせて両面を焼きます。
火が通ったら取り出し、残りの油を入れ、たまねぎ、にんにく、ねぎ、しょうが、トウバンジャンを炒め、しんなりしたらレバー、②の調味料を加えて調味し、水小さじ1で溶いたかたくり粉でとろみをつけます。
 
★下ごしらえ
《血抜きするなら30分を目安に》
 細菌が付着していることがあるので、調理の前に流水でよく洗うことが大切です。
 
クセをとるために水や牛乳につけて血抜きしてから使うこともありますが、必要以上に長くつけすぎると、ビタミンB群など水溶性の栄養素が損失してしまいます。
 
新鮮なものはほとんど臭みがないので、洗うだけでよいでしょう。
血抜きをする場合は、20分ほどで引き上げます。
 
★選び方
《つやがあってみずみずしいものを》
 表面がなめらかで、弾力があり、色が鮮やかなものを選びます。
黒ずんでだれた感じのするものは、古いものです。
 
★保存法
《保存よりすぐに使うことを優先》
 傷みやすく、鮮度が落ちると臭みも強くなります。
新鮮なうちに煮沸しておくと多少は保存性が高まりますが、回転のよい店で必要な量だけ購入し、できるだけ早めに処理をするのがベストです。
 
★注意点
コレステロールプリン体を多く含むので、血中コレステロール値が高い人、痛風の人は食べすぎないようにしてください。
「カラダ快調!食べもの栄養事典 より」
 
栄養療法の一環にビタミンB12プラス優れた副成分