発見が難しい仮面高血圧知らないうちに血管が老化する

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発見が難しい仮面高血圧知らないうちに血管が老化する
 
健康診断や通院中の医療機関で定期的に血圧を測っているから、血圧管理は万全!と思いがちです。
しかし、まだ落とし穴があるのです。
 
仮面高血圧という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
 
健康診断や病院で測る血圧は正常値なのに、家や職場などで、自分で気づかないうちに血圧が上がっている状態を指します。
 
ストレス社会と呼ばれる現代、無視できないのが職場高血圧です。
仕事中にイライラしたり、興奮したりするうちに慢性的に血圧が上がってしまうという仮面高血圧の代表格です。
職場を離れさえすればリラックスできるため、血圧は正常の範囲内に下がり、毎日の計測や医療機関では発見が難しいというのが特徴です。
 
多くの社会人は、リラックスできる自宅などにいるより、職場で過ごす時間のほうが長いので、放っておけば症状が悪化の一途をたどることも少なくありません。
職場高血圧は軽視できない現代型高血圧といえます。
 
 ある調査によると、健康診断では正常値だったのに、仕事中に血圧を測ってみると23%の人が140mmHgを超えており、特に次の条件に合う人に多かったそうです。
 
・検診時に正常高値血圧(上限ぎりぎりの正常値=130139mmHG/8589mmHg)
・煙草を吸う
45歳以上
・両親や兄弟に高血圧の人がいる
・中間管理職
 
 上司に怒られ、部下に気を使う中間管理職に多いのは、笑えない事実です。
 
 寝ているときや早朝にかけて血圧が高くなるという、仮面高血圧もあります。
 
 健康な人は、活動している日中に血圧が高めになり、就寝時には1020%下がります。
寝ているときは、脳や筋肉などと同じように、血管も休息をとる時間なのです。
 
 ところが、寝ている間の血圧が昼間とほとんど変わらない値を示したり、かえって上がってしまう人がいます。
このような仮面高血圧を夜間高血圧といい、血管の老化を早め、動脈硬化を進める原因と考えられます。
 
 夜間高血圧は、塩分の過剰摂取がおもな原因とされていますが、睡眠の質が悪いことも原因のひとつと考えられ、生活のリズムが乱れがちな職業の人に起こりやすいことが知られています。
シフトワーカーの人は気をつけたほうがいいでしょう。
また、不摂生によって昼夜が逆転するような生活のパターンは、ぜひ改めてください。
さらに、糖尿病や肥満なども夜間高血圧の原因になることが分かっています。
 
 早朝に血圧が高くなる早朝高血圧は、夜間高血圧が早朝まで続くために生ずる場合と、夜間は正常で早朝に高くなる場合とがあります。
「隠れ脳梗塞は自分で治す より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
 
隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

 脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

 一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切です。
 
「老化対策・栄養療法の一環にビタミンB12プラス優れた副成分」
ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸など他のビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB群はバランスよく摂ることで相乗効果を発揮します。
生活習慣を変えるとともに栄養面の改善も非常に大切です。
栄養療法の一環としてご利用いただきたいと思います。