鏡を見ることは大切

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鏡を見ることは大切
 
社会人の「鏡」などというように、立派な行動をしている人を「鏡」と言いますが、自分の行動を社会的に望ましいものにする方法、それは実際に鏡を意識して生活することです。
 
街を歩いているときにふと自分の姿が鏡やショーウインドに映ると、自分の姿をチェックすると思います。
そのときの意識を「自己意識」というのですが、自己意識とは、要は自分自身に向けている注意のことです。
 
この自己意識が高まると、人はふるまいを洗練させていくことができます。
 
実際、鏡を見ているときなどに脳の活動を見ると、他の人を見ているときと違う脳の領域の活動が活発になることが観察されています。
 
また、自己意識を高めるもう一つの方法としては、「他人の行いを鏡にして、自己意識を高める」ことです。
 
これはつまり、「他人のふり見て我がふり直せ」、他人の行いを通して、それを教師に、また反面教師に、自分の行動を改善するのです。
 
たとえば、街中で怒鳴り散らしている人がいたら、「あんな人にはなりたくないな」と思いますよね。
 
人間は、そのように自己意識を高めていくことで、成長を重ねていくのです。
 
ちなみに、自己意識に関しておもしろい実験を紹介します。
 
ハーバード大学ベス・イスラエル・ディーコネス・メディカルセンターのキーナンらの実験で、顔を使ったものです。
 
この実験では、有名人の顔からだんだん自分の顔に近づいていく動画を見せるのですが、「自分の顔だ」と気づいた時点で動画を止めてもらいます。
この際、右手で反応する(動画を止める)場合より、左手で反応する場合のほうが認識が早かったそうです。
 
これは自己意識が右脳と深い関係があるからで、右脳につながっている左手を使うと、右脳の働きがより活発になるのです。
 
特に右利きの人は、左手を意識して生活してみると自己意識も高まりやすくなるかもしれません。
「科学的に元気になる方法集めました より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB12について?
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