元気な長寿を支える、肉の力

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元気な長寿を支える、肉の力

 

「お肉を食べると元気が出る」

「何だかスタミナがついた気がする」

 

肉を食べた後こんな風に感じる人は多いのですが、実はこれ、たんなる思い込みではないのです。

 

精神安定や満足感を得るのに不可欠な脳内物質セロトニン

このセロトニンの原料となるトリプトファンが多く含まれているのが、肉です。

 

ですから、肉食が幸せな気分をつくるといっても、間違いはないでしょう。

 

体内で分泌されるセロトニンの量が少ないほどうつ病になりやすいともいわれていますから、セロトニンを増やすために肉を食べるのは、とてもいいことです。

 

最近は高齢で活躍する著名人が積極的に肉を食べているという報道も多く、彼らに憧れる人たちが、「自分も肉食で健康に長生きしたい」と、そのライフスタイルをまねるという現象もあるようです。

 

元気で高齢な著名人といってまず思い浮かぶのは、聖路加国際病院名誉院長で2017年に105歳で亡くなられた日野原重明先生ですが、彼の肉好きは有名で、100歳を超えてからも週2回はステーキや肉料理を楽しんでいたそうです。

 

100歳を過ぎてもさっそうとして精力的に仕事に取り組んでいた日野原さんの長寿を支えていたのは、ヒレ肉など赤身の肉をコンスタントに食べ続ける食生活にあったのかもしれません。

 

また、90歳には次なるエベレスト登頂をめざすというプロスキーヤー三浦雄一郎さんのタフな肉食には目を見張るものがあります。

86歳になっても500グラムのステーキをぺろりと平らげる、エネルギッシュなライフスタイルは、体内に十分なたんぱく質があるからこそでしょう。

 

肉に多く含まれるたんぱく質は、筋肉や血管をつくり、脳神経の働きを活性化させ、免疫機能を高める大事な栄養素。

年を取るほどに良質なたんぱく質を取る必要があります。

 

たとえば、豚肉はビタミンB1をたくさん含んでいますし、牛肉には必須アミノ酸やヘム鉄などが多く、ラム肉にはカルニチンという健康成分が多く含まれて、アンチエイジングにぴったりですから、ぜひ積極的に取りたいものです。

 

ついでにいうと、肉にはコレステロールがたくさん含まれるからと嫌う人がいるようですが、コレステロールは男性ホルモンの原材料であるとともに、脳にセロトニンを運ぶ働きがあるとされています。

 

大抵の方は、普段肉を食べる時間帯など意識していないでしょうが、実は肉を食べるのに最適な時間があるのです。

 

一番適しているのは、夕食ではなく、肝臓の働きが活発な朝食か昼食の時間です。

 

肉に含まれるアミノ酸を分解したり、それをもとにたんぱく質を合成したりするのが肝臓の働きですが、18時以降は肝臓の働きが悪くなるため、肉をとってもあまり分解できず、かなりの割合で無駄になる可能性があります。

 

意外かもしれませんが、胃の機能がマックスになるのは昼の12時ごろです。

 

臓器にはそれぞれ活発に働く時間帯があるので、この時間帯に肉を食べると胃もたれも起こしにくいというわけです。

 

1日に最低限必要なたんぱく質の量は、体重1キロあたりでおよそ1グラムです。

 

体重が60キロの人なら60グラムになりますから、肉の重量に換算すると、鶏むね肉で約250グラム、豚もも肉で約270グラム、牛もも肉なら280グラムを食べれば必要量が取れることになります。

ただし、これはおよその分量であってグラム数にこだわる必要はありません。

 

しかし、「年を取るほどもっと肉を食べたほうがいい」というのが感想です。

 

日々受診する患者さんたちを見ていると、よく「日本人はたんぱく質が足りていない」と感じます。

それは肌のツヤや筋肉のハリなどから受ける印象なのですが、いま一つエネルギッシュなものを感じないのです。

さっぱりした食品を好む人ほど見た目が老けていることもあって、やはり食生活の影響が大きいことを実感しています。

 

でも、老けない心身をつくるには、たくさん肉を食べてたっぷりのたんぱく質を取ればいいのですから、難しいことではありません。

栄養の宝庫である肉を、毎日の食事にしっかり取り入れて、元気なスーパーシニアをめざしてほしいものです。

「感情の老化を防ぐ本 より」

 

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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。

これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。

血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。

アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。

たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。

動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。

 

また、脳の機能にとって神経伝達物質がきわめて重要な存在です。

ドーパミン、GABA、セロトニンがよく知られていますが、アセチルコリンも重要な役割をもつ神経伝達物質のひとつです。

記憶力の減退も、脳の老化を示す典型的な症状ですが、記憶のネットワークを活性化する働きをしているのが、脳の海馬という組織であることはよく知られています。

その海馬には、アセチルコリン系神経が集中しているのです。

脳が老化し、萎縮してしまうアルツハイマーとの関係はとくに深く、アルツハイマーの脳ではアセチルコリンが減少していることから、アセチルコリン不足がアルツハイマーのひとつの原因とも考えられています。

 

アセチルコリンの合成にはコリン、ビタミンB1、ビタミンB12などがかかわっています。

同時にこれらの栄養をとることが、アセチルコリンを増やすことにつながるわけです。

通常、コリンはレシチン(フォスファチジルコリン)のかたちで、食材から摂取されます。

レシチンアセチルコリンの材料になるだけではなく、細胞膜の材料にもなっています。

とくに脳の神経細胞の細胞膜にはたくさん含まれていて、多彩な働きをしています。

血液にのって運ばれる栄養の細胞内へのとり込みや細胞内の老廃物の排出、神経伝達物質の放出や情報ネットワークの形成といった、脳の機能全体に深くかかわっています。

これが、レシチンが「脳の栄養素」と呼ばれるゆえんです。

そのレシチンを多く含んでいる食品の代表が卵黄です。

 

ビタミンB12について?

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シニアの脳にこそ栄養が必要

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シニアの脳にこそ栄養が必要

 

「年を取ったら胃腸の負担を減らすよう粗食にしたほうがいい」

「肉食は動脈硬化につながるので控えたほうがいい」

 

日本では、まだまだこうした考え方を持っているシニアが少なくありません。

 

しかも、食料不足でもない日本で、間違ったダイエットのために栄養失調になったり、たんぱく質を十分に取らないために筋肉が衰える人がたくさんいるのを見ると、人生100年時代の先行きが不安になってきます。

 

いつもでも若々しくいるためには、健康な腸内環境や十分な筋肉量、健康な精神状態などさまざまな要素が求められますが、何より大切なのは元気に生きようとする意欲でしょう。

 

生きる意欲や、やる気を高めるには前頭葉の活躍が欠かせませんが、「ときめく気持ち」と深く関わるドーパミンの存在も大切です。

 

脳にドーパミンが十分足りて入れば意欲的な気持ちになりますが、不足するとどうにもやる気が膨らまないのです。

 

心の働きにとって大切な神経伝達物質にはドーパミンのほかにセロトニンノルアドレナリンがありますが、脳内ホルモンの中でも特に重要なのがドーパミンセロトニンです。

 

ドーパミンには意欲や探究心を高め、モチベーションを維持させる働きがあり、セロトニンには不安や緊張の軽減、感情のコントロールなどの役割がありますが、この二つは感情の励まし役となだめ役のようなもの。

両方がきちんと働くことで精神のバランスが整い、心が安定するのです。

 

では、この神経伝達物質を増やすにはどうしたらいいのかというと、まずこれらの主原料となるたんぱく質を十分に取ることです。

 

たんぱく質は食事で体に取り込まれ、消化酵素によってアミノ酸に分解されますが、ドーパミンセロトニンをたっぷりつくるには、主原料であるたんぱく質がたくさん必要です。

ところが、感情老化が進む年代になると日本人は肉や魚をあまり食べなくなり、たんぱく質が不足した状態になってしまいます。

 

日本では70歳以上の5人に1人がたんぱく質不足だといわれていますから、当然セロトニンドーパミンが不足しやすくなり、それが意欲の低下を招いて、感情老化を促進することにもなりかねません。

 

そんなところへ「年を取ったら菜食がいい」などといっていたら、たんぱく質不足はますます深刻になるばかりです。

 

今のところ肉や魚、牛乳や大豆など、たんぱく質の多い食品を食べるのが、もっとも効率のよいたんぱく質の取り方ですから、栄養バランスも考えながら上手に摂取しましょう。

 

脳内ホルモンともいわれる神経伝達物質の合成には、たんぱく質のほかにもさまざまな栄養素が関係しています。

 

脳の血流をよくして脳神経の働きを改善するビタミンB12には、貧血を予防する働きもありますから、ぜひ積極的に取ってほしいものです。

 

ところが、60歳以上のおよそ20パーセントはビタミンB12不足だともいわれていますから、要注意です。

ビタミンB12は魚介類やレバーなど動物性の食品に含まれていて、ベジタリアンの人は必ず不足します。

本格的なベジタリアンではなくても、日本には野菜中心の食事を好む人がいるので、気をつけてください。

 

健康にいいつもりで高たんぱく質の食品を避けていると、脳の栄養が不足して、感情の老化を早めてしまいます。

精進料理のような食事が健康的だというのは誤解ですから、ぜひたっぷりと肉や魚を召し上がってください。

「感情の老化を防ぐ本 より」

 

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ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。

十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。

ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

 

また、ビタミン欠乏症が原因で、認知症になるケースがあるそうです。

ビタミンの種類は、ビタミンB1、ビタミンB12、葉酸

東京武蔵野病院 副院長 田中信夫先生によれば、認知症患者の血中ビタミンB12は、通常の人より少ないそうです。

認知症の方に、ビタミンB12を投与すると、ボケ症状、特に感情障害、夜間せん妄、意欲、自発性の障害などの精神障害が軽くなると言われています。

高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。

 

ビタミンB12は胃の内因子という糖たんばくと結合し吸収されますが、年齢とともに胃が小さくなったり胃の状態が悪くなったりして、内因子が

少なくなりビタミンB12の吸収が悪くなってしまうのです。

しかし、ビタミンB12は大量に摂ることで浸透圧の原理による押し込み効果によって胃の内因子と関係なく吸収されることが分かっています。

吸収率を高めるビタミンB12摂取量の目安は1000μg(マイクログラム)以上と考えられています。

さらに、主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。

胃の病気、ストレスなどでも不足します。

 

ビタミンB群は、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

B1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

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料理は健康の基本だからこそ

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料理は健康の基本だからこそ

 

「今日の夜ご飯、何がいい?」

「そうだな、温かいものが食べたいから、シチューがいいかな」

「わかったわ」

 

夕食前には多くの家庭でこんな会話が交わされるでしょう。

 

ひと昔前、「わたしつくる人、ボク食べる人」というラーメンのCMが男女差別だと問題になりましたが、今もまだ、もっぱら「ボク食べる人」で、料理ができるプロセスを知らない男性は少なくないと思います。

 

たとえはシチューなら、食材を選んで分量を決める、素材を洗う、野菜の皮をむく、適当な大きさに切る、鍋に油を引いて炒める、水を加えてじっくり煮込む、調味料で味を調える、ルーでとろみをつける、お皿に彩りよく盛りつけると、これだけの工程があるのです。

 

ルーを使わないご家庭なら、その工程はさらに複雑になるでしょう。

また、ほかに何品かの料理を同時進行でつくることもありますから、食事の時間ぴったりにすべての料理ができ上がるためには、手順、調理時間、効率などを瞬時に頭の中で計算して作業しなくてはなりません。

つまり、料理というものは、とても頭を使う仕事なのです。

 

加えて、料理には「実験」と「創造性」という要素もあります。

 

時々料理店で「創作料理」というジャンルのメニューを見かけますが、ありきたりでない料理を創作するというのは、前頭葉が大喜びする試みです。

 

毎日の料理に「新しい体験」と「新しい味」を求めることで、頭の中では脳みそが汗をかくほどフル回転し、全力を費やすのです。

 

特に新しい食材を試す時は、切り方から調理法、味付けやほかの食材との組み合わせ、調理時間や盛りつけ方まで、多くの初体験があります。

こんな刺激的な体験に前頭葉が張り切らないわけがありません。

 

「時間がないんだから、そんなに手間のかかることを毎日できないわ」という人でも、いつもと違う食器を選ぶとか、季節に合ったランチョンマットを敷くとか、ちょっとした工夫をするだけで、脳への刺激は変わります。

 

もし時間があれば、「今日は思い出の味をたどるメニュー」「今日は旅先で出会った味を再現する献立」という風にテーマを決めて、遊び心のある料理をするのも楽しいでしょう。

 

日本ではちょっと探せば世界各国の料理の食材が手に入ります。

そして、インターネットで検索すれば、そのつくり方も親切な人がアップしてくれています。

また、いろんな国の料理を食べに行き、そのレストランで食材を分けてもらって料理をしたら、脳はフル回転です。

 

冒頭では「料理ができるプロセスを知らない男性」と書きましたが、実は最近、60歳以上のシニア層では、「料理大好きメンズ」が急増しています。

 

料理を定年後の趣味にしようと料理教室に通ううち、どんどん興味が募って、夫婦で食べ歩きをするのが習慣になった人や、本場の味を試してみたいと、スペインまでパエリアを食べにいった人、3年かけてそば打ち名人になった人など、男性が料理に凝るとかなりマニアックなところまで掘り下げるようです。

 

中には趣味の釣りで獲物をさばくために料理を始め、やがて海鮮料理の店を出した人までいますから、やはり冒険心と探検心があれば心の若さは保てるのでしょう。

「感情の老化を防ぐ本 より」

 

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記憶力の減退も、脳の老化を示す典型的な症状ですが、記憶のネットワークを活性化する働きをしているのが、脳の海馬という組織であることはよく知られています。

その海馬には、アセチルコリン系神経が集中しているのです。

脳が老化し、萎縮してしまうアルツハイマーとの関係はとくに深く、アルツハイマーの脳ではアセチルコリンが減少していることから、アセチルコリン不足がアルツハイマーのひとつの原因とも考えられています。

 

アセチルコリンの合成にはコリン、ビタミンB1、ビタミンB12などがかかわっています。

同時にこれらの栄養をとることが、アセチルコリンを増やすことにつながるわけです。

通常、コリンはレシチン(フォスファチジルコリン)のかたちで、食材から摂取されます。

レシチンアセチルコリンの材料になるだけではなく、細胞膜の材料にもなっています。

とくに脳の神経細胞の細胞膜にはたくさん含まれていて、多彩な働きをしています。

血液にのって運ばれる栄養の細胞内へのとり込みや細胞内の老廃物の排出、神経伝達物質の放出や情報ネットワークの形成といった、脳の機能全体に深くかかわっています。

これが、レシチンが「脳の栄養素」と呼ばれるゆえんです。

そのレシチンを多く含んでいる食品の代表が卵黄です。

 

また、老人の認知症の3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。

この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク合成、核酸(DNA)合成が順調に行われる必要があるのです。

ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

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「まあ、いいや」の口癖が老化のもと

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「まあ、いいや」の口癖が老化のもと

 

なんでも「まあ、いいや」で妥協して、消極的な生活習慣を続けていると、ますます感情は老化します。

脳の若さを保ちたいなら「まあ、いいや」「これでいいや」という言葉はもう封印したほうがいいでしょう。

 

「まあ、いいや」には、「十分ではないけれど、これで満足しておこう」という諦めの気持ちが込められていますから、それ以上意欲が湧くはずがありません。

 

たとえば、「今日は何を着て出かけようか」と考えた時、感情が老化していると、「考えるのが面倒だから、いつもの格好でいいや」となってしまいます。

 

また、外食をしようとしたとき、「考えるのが面倒くさいから、いつもの店でいいや」となってしまうのです。

 

「まあ、いいや」という消極的な気持ちは、脳が楽をしている状態です。

 

ちょっとだけ頑張って、「これでいいや」から、「これがいい!」にシフトしましょう。

 

服を選ぶときは、「今日は、初対面の人がいるから、明るめの服を着ていこう」と、前向きな気持ちで服を選び、飲食店を選ぶ時にも、「いつも、そば屋ばっかりだから、たまにはイタリアンの店に入ってみるか」と、チャレンジしてみるのです。

 

何かを選ぶとき、「これでいい」と思うか、「これがいい」と思うかでは、大違い。

 

主体的にいいと思うものを選別することで、前頭葉の働きも活発になりますし、意欲的な考え方を身につけるトレーニングにもなります。

 

何かをチョイスする機会は日常にたくさんありますが、中でもお勧めは好きなファッションを選んで、チャレンジを楽しむことです。

 

それも、いつもとは違う華やかな装いやちょっと大胆なオシャレにトライするがお勧め。

 

たとえば、普段は茶色や紺色などダークな色合いを好む人が、ピンクやオレンジなどの明るい色を着るだけで、気持ちが高揚してテンションも上がります。

 

ただ明るい色を身につけただけで気分がパッと華やぐのですから、やらないほうが損だと思いませんか。

 

また、暖色系の色は男性ホルモンを刺激しながら増やす効果もあります。

 

男性ホルモンには人を意欲的にしたり、社交的にしたりする効果があるので、活発な生き方をするには欠かせません。

 

更年期を過ぎた女性は、女性ホルモンが減って男性ホルモンが増えるため、むしろ社交性は増します。

これに対して男性は、年を取ると男性ホルモンが減り、そのために社交性も減少して、人付き合いがおっくうになる傾向があります。

 

ところが、こうした社交性の欠如やテンションの低下を防ぐのに役立つのが、オシャレ度アップ作戦なのです。

男性でもお気に入りのファッションを身につけたり明るい色の服を着たりすれば、気分が浮き立つのは女性と同じこと。

特に男性ホルモンの増加が期待できる赤系の服は、ぜひトライしてほしいものです。

 

もし、いきなり派手な服を着るのに抵抗があれば、ネクタイやポケットチーフ、マフラーやバッグなどの小物に赤いアクセントカラーを使うのもいいアイデアです。

 

たった1本のネクタイで若やいだ気持ちになれるなら、文句はないでしょう。

 

ただし、前頭葉の衰えに対抗するためには、あまり弱い刺激では不十分。

ちょっと思い切ったファッションに挑戦して、みずみずしい感受性を取り戻してみましょう。

「感情の老化を防ぐ本 より」

 

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記憶力の減退も、脳の老化を示す典型的な症状ですが、記憶のネットワークを活性化する働きをしているのが、脳の海馬という組織であることはよく知られています。

その海馬には、アセチルコリン系神経が集中しているのです。

脳が老化し、萎縮してしまうアルツハイマーとの関係はとくに深く、アルツハイマーの脳ではアセチルコリンが減少していることから、アセチルコリン不足がアルツハイマーのひとつの原因とも考えられています。

 

アセチルコリンの合成にはコリン、ビタミンB1、ビタミンB12などがかかわっています。

同時にこれらの栄養をとることが、アセチルコリンを増やすことにつながるわけです。

通常、コリンはレシチン(フォスファチジルコリン)のかたちで、食材から摂取されます。

レシチンアセチルコリンの材料になるだけではなく、細胞膜の材料にもなっています。

とくに脳の神経細胞の細胞膜にはたくさん含まれていて、多彩な働きをしています。

血液にのって運ばれる栄養の細胞内へのとり込みや細胞内の老廃物の排出、神経伝達物質の放出や情報ネットワークの形成といった、脳の機能全体に深くかかわっています。

これが、レシチンが「脳の栄養素」と呼ばれるゆえんです。

そのレシチンを多く含んでいる食品の代表が卵黄です。

 

また、老人の認知症の3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。

この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク合成、核酸(DNA)合成が順調に行われる必要があるのです。

ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

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頭も感情も使わないと急に老化する

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頭も感情も使わないと急に老化する

 

久しぶりに参加した町内の運動会で、「最近運動していないから、すっかり体がなまってさ」「ちょっと走っただけですぐ息切れだよ」などという会話が交わされるのは、よくあることです。

 

実際、日ごろ体を動かしていないと心肺機能も弱くなり、筋肉も衰えて、ちょっと動いただけで運動不足を痛感させられます。

 

同様に、中年になってから「忘れっぽくなった」「人の名前がなかなか覚えられない」「頭に浮かんでも言葉にしようとすると出てこない」などと、記憶力の衰えを嘆く声も多く、これらの兆候が老化を感じる一つの目安にもなっているようです。

 

ところが、

「最近どうも感情が老け込んでね、調子が出ないよ」

「この年齢になれば感情が老化するのも仕方ないね」

などという話を聞いたことはまずないでしょう。

 

私たちには喜怒哀楽があり、その時の感情によって体調や行動にも大きな影響があるのに、その感受性が衰えたり、年とともに老化することに対しては、かなり鈍感です。

 

それどころか、加齢とともに感情が老化するというと、

「えーっ、感情なんて老化しないでしょう。かえって怒りっぽくなる人もいるくらいだから、むしろ年を取って感情的になるくらいじゃない?」

「昔から年を取ると涙もろくなるというし、年を取ったほうが感情は豊になるんじゃないかしら」

「うちのおばあちゃんなんか、すぐに怒ったり泣いたり、すごく気性が激しいのよ。とても感情が老化したり衰えるなんて思えない」

といった感想です。

 

しかし、感情の起伏が激しくなるのは、老化によって感情のコントロールがきかなくなるからです。

と同時に感情の波が平坦になるのも老化の特徴です。

 

これは、脳が長年続けてきた生活習慣や思考パターンに慣れて、低刺激・低感動の状態に満足してしまっているからです。

 

感情が若いうちは少しの刺激ですぐに反応したり、ときめきを感じたりするものですが、感情が老化すると反応が遅くなり、それも感じにくくなります。

 

感情の感度が鈍くなって、気持ちが弾まなくなるのも感情の老化の大きな特徴です。

 

「感情は使わないと老化する」というのは、気持ちを弾ませないと心はどんどん弾力を失って、伸びきったゴムのように退化してしまうという意味です。

 

何を聞いても何を見ても、なかなか関心が湧いてこないのは、感情が老化している何よりの証拠です。

放っておくと、感情老化は急速に進んでしまいますから、できるだけ早くストップをかけなくてはいけません。

 

40歳代から始まる感情老化を食い止めるためには、萎縮し始めた前頭葉に「活」を入れ、脳を甘やかさないのが一番。

そのためには、マンネリ化した生活を見直し、積極的に驚きや感動と出会うのが早道です。

前頭葉をフルに働かせて、いつまでも若さをキープするための生活法を考えていきましょう。

「感情の老化を防ぐ本 より」

 

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記憶力の減退も、脳の老化を示す典型的な症状ですが、記憶のネットワークを活性化する働きをしているのが、脳の海馬という組織であることはよく知られています。

その海馬には、アセチルコリン系神経が集中しているのです。

脳が老化し、萎縮してしまうアルツハイマーとの関係はとくに深く、アルツハイマーの脳ではアセチルコリンが減少していることから、アセチルコリン不足がアルツハイマーのひとつの原因とも考えられています。

 

アセチルコリンの合成にはコリン、ビタミンB1、ビタミンB12などがかかわっています。

同時にこれらの栄養をとることが、アセチルコリンを増やすことにつながるわけです。

通常、コリンはレシチン(フォスファチジルコリン)のかたちで、食材から摂取されます。

レシチンアセチルコリンの材料になるだけではなく、細胞膜の材料にもなっています。

とくに脳の神経細胞の細胞膜にはたくさん含まれていて、多彩な働きをしています。

血液にのって運ばれる栄養の細胞内へのとり込みや細胞内の老廃物の排出、神経伝達物質の放出や情報ネットワークの形成といった、脳の機能全体に深くかかわっています。

これが、レシチンが「脳の栄養素」と呼ばれるゆえんです。

そのレシチンを多く含んでいる食品の代表が卵黄です。

 

また、老人の認知症の3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。

この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク合成、核酸(DNA)合成が順調に行われる必要があるのです。

ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

ビタミンB12について?

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自殺に追い込まれるのは、心理的視野狭窄だから

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自殺に追い込まれるのは、心理的視野狭窄だから

 

近年日本では自殺は減っているのですが、それでも、2017年、政府が発表した、世界各国の自殺率の比較によると、日本はワースト6位になっています。

その中でも、40~60歳の自殺者の人数は特に多く、40代ではがんに次いで死因の2位になっており、50代でも3位という結果が出ています。

 

自殺者の半数から8割はうつ病だといいますから、「どうやってうつ病を遠ざけるか」が、思秋期の課題といえるでしょう。

 

うつ病の原因については、セロトニンの減少、ホルモンバランスの変化などがありますが、そのほからも、「オルタナティブ」を持っているかどうかが大切になると考えています。

 

オルタナティブとは、「二者択一」という意味から転じて、現在あるものの代わりに選び得る新しい選択肢、代替案のことを表す言葉です。

 

たとえば、超一流大学から大手企業に入社し、エリート街道まっしぐらだった人が、何かのきっかけで挫折して自殺したとします。

 

そんな時、世間では、「あの人は、挫折ってもんを知らない人生を歩んできたから自殺したのよ」「挫折を知っていれば、あんなことにはならなかったのに」などのように噂します。

 

しかし、それはいいい加減な解釈で、挫折を知らなかったことが自殺の原因だとは思いません。

それよりも、「心理的視野狭窄」が自殺を招く原因になっていると考えるのです。

 

心理的視野狭窄とは、ストレスが原因で心も体も視野が狭くなることです。

 

たとえば悩みながら歩いているときなどは、周りに目が行き届きませんね。

また、悩んでいると、ある偏った考えしかできなくなり、他者の意見や声などが入ってこなくなります。

 

こうした状態が、「心理的視野狭窄」で、オルタナティブ、つまりほかの選択肢が考えられないわけです。

 

たとえ、企業の中でエリート街道を外れて閑職に追いやられてしまったとしても、「会社が給料を出してくれているうちは、ここに居座り、立場を利用してせっせと人脈をつくろう。そして頃合を見て退職し起業してやろう」

「この会社は縁がなかったと思ってきっぱり忘れて、異業種に転職してみよう」

「寄らば大樹で、一時の感情に流されてこの会社をやめたらバカだ。趣味の時間を大切にしながら定年まで頑張ろう」

 

などと、いろんな選択肢があれば自分を追い込まずに済みます。

「これがだめならあれ。あれがだめならそれ。」という具合です。

 

しかし、この気持ちの切り替えに必要なのが、気持ちのコントロールや、新しいことに挑戦する意欲。

そのためにも、感情を老化させないために、前頭葉を鍛え、性ホルモンを増やす生活習慣や治療が必要になってくるのです。

「感情の老化を防ぐ本 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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セロトニンの減少が招く、うつ症状

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セロトニンの減少が招く、うつ症状

 

前頭葉の萎縮、性ホルモンの減少が「意欲」や「好奇心」を減退させ、感情が老化します。

 

そこにプラスして、40代以降では、「セロトニンの減少が始まる」ということも覚えていてほしいのです。

 

セロトニンとは、別名「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質で、これが不足すると「うつ」になりやすくなります。

また、意欲がなくなったり、不安が高まり、あれこれ心配でイライラが募る場合もあります。

 

ひと昔前より、うつは身近な病気で、誰もがかかり得るとの認識が広がっているとはいえ、「まさか自分が」「私は大丈夫」と思っている人が多いのも現実です。

 

しかし、セロトニンの減少が始まる40代という年代を考えてみましょう。

 

社会の中ではある程度責任のあるポジションを任され、「さてこれから、もっと上に行くのか、この程度でおしまいなのか」という岐路に立たされる年代です。

また、プライベートでもマイホームの購入、子どもの受験、親の介護の始まりなど、プレッシャーのかかることが目白押しでしょう。

 

そこに、前頭葉の萎縮で意欲が落ち、さらに性ホルモンの減少で心も体も不安定になり、重ねてセロトニンが減ってくるわけですから、まさに受難の季節といっても過言ではないと思います。

 

安穏として何の対策も講じなければ、見る見るうちに意欲が失せて感情の老化街道まっしぐらです。

だからこそ、思秋期に突入したら、セロトニンが分泌されるような生活を心がける必要があるのです。

 

1.太陽の光を浴びる

 

起床して太陽光を浴びることがセロトニン分泌によい影響を与えます。

家に引きこもったり、夜型の生活で自然光を浴びる時間が少ない人は注意が必要です。

休日など、いつまでもぐずぐずと寝ていたい気持ちもわかりますが、「よし!」と、カーテンを開けて朝の光を浴びると、セロトニンが分泌されやすくなります。

また、日中、オフィスにこもりきりの人は、昼休みに外に出て日光を浴びるというのでも良いでしょう。

 

2.適度な運動を心がける

 

運動というと、ジムに通ったり、ジョギングをしたりとハードなものを思い浮かべるかもしれませんが、やり過ぎはよくありませんし、はじめから「毎日、30分走る」などと高い目標を掲げて、それができずに落ち込むのでは本末転倒です。

日々の生活の中で、「ちょっと頑張って体を動かす」を目標にするだけでも、セロトニンを増やす効果があります。

たとえば、通勤途中の駅で、エスカレーターを階段にする。

一つ手前のバス停で降りて歩く、もっと小さなところでは食事をする際に、「何度もよく噛む」ことでも良いのです。

また、腹式呼吸も効果があるとされているので、仕事の合間などにお腹に手を当てながら、少し時間をかけて呼吸をするのも一つの方法です。

 

3.食事に気をつける

 

食事に関しては、ホルモンにも関係してくるので、あとで詳しく解説します。

「感情の老化を防ぐ本 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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