「まあ、いいや」の口癖が老化のもと

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「まあ、いいや」の口癖が老化のもと

 

なんでも「まあ、いいや」で妥協して、消極的な生活習慣を続けていると、ますます感情は老化します。

脳の若さを保ちたいなら「まあ、いいや」「これでいいや」という言葉はもう封印したほうがいいでしょう。

 

「まあ、いいや」には、「十分ではないけれど、これで満足しておこう」という諦めの気持ちが込められていますから、それ以上意欲が湧くはずがありません。

 

たとえば、「今日は何を着て出かけようか」と考えた時、感情が老化していると、「考えるのが面倒だから、いつもの格好でいいや」となってしまいます。

 

また、外食をしようとしたとき、「考えるのが面倒くさいから、いつもの店でいいや」となってしまうのです。

 

「まあ、いいや」という消極的な気持ちは、脳が楽をしている状態です。

 

ちょっとだけ頑張って、「これでいいや」から、「これがいい!」にシフトしましょう。

 

服を選ぶときは、「今日は、初対面の人がいるから、明るめの服を着ていこう」と、前向きな気持ちで服を選び、飲食店を選ぶ時にも、「いつも、そば屋ばっかりだから、たまにはイタリアンの店に入ってみるか」と、チャレンジしてみるのです。

 

何かを選ぶとき、「これでいい」と思うか、「これがいい」と思うかでは、大違い。

 

主体的にいいと思うものを選別することで、前頭葉の働きも活発になりますし、意欲的な考え方を身につけるトレーニングにもなります。

 

何かをチョイスする機会は日常にたくさんありますが、中でもお勧めは好きなファッションを選んで、チャレンジを楽しむことです。

 

それも、いつもとは違う華やかな装いやちょっと大胆なオシャレにトライするがお勧め。

 

たとえば、普段は茶色や紺色などダークな色合いを好む人が、ピンクやオレンジなどの明るい色を着るだけで、気持ちが高揚してテンションも上がります。

 

ただ明るい色を身につけただけで気分がパッと華やぐのですから、やらないほうが損だと思いませんか。

 

また、暖色系の色は男性ホルモンを刺激しながら増やす効果もあります。

 

男性ホルモンには人を意欲的にしたり、社交的にしたりする効果があるので、活発な生き方をするには欠かせません。

 

更年期を過ぎた女性は、女性ホルモンが減って男性ホルモンが増えるため、むしろ社交性は増します。

これに対して男性は、年を取ると男性ホルモンが減り、そのために社交性も減少して、人付き合いがおっくうになる傾向があります。

 

ところが、こうした社交性の欠如やテンションの低下を防ぐのに役立つのが、オシャレ度アップ作戦なのです。

男性でもお気に入りのファッションを身につけたり明るい色の服を着たりすれば、気分が浮き立つのは女性と同じこと。

特に男性ホルモンの増加が期待できる赤系の服は、ぜひトライしてほしいものです。

 

もし、いきなり派手な服を着るのに抵抗があれば、ネクタイやポケットチーフ、マフラーやバッグなどの小物に赤いアクセントカラーを使うのもいいアイデアです。

 

たった1本のネクタイで若やいだ気持ちになれるなら、文句はないでしょう。

 

ただし、前頭葉の衰えに対抗するためには、あまり弱い刺激では不十分。

ちょっと思い切ったファッションに挑戦して、みずみずしい感受性を取り戻してみましょう。

「感情の老化を防ぐ本 より」

 

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記憶力の減退も、脳の老化を示す典型的な症状ですが、記憶のネットワークを活性化する働きをしているのが、脳の海馬という組織であることはよく知られています。

その海馬には、アセチルコリン系神経が集中しているのです。

脳が老化し、萎縮してしまうアルツハイマーとの関係はとくに深く、アルツハイマーの脳ではアセチルコリンが減少していることから、アセチルコリン不足がアルツハイマーのひとつの原因とも考えられています。

 

アセチルコリンの合成にはコリン、ビタミンB1、ビタミンB12などがかかわっています。

同時にこれらの栄養をとることが、アセチルコリンを増やすことにつながるわけです。

通常、コリンはレシチン(フォスファチジルコリン)のかたちで、食材から摂取されます。

レシチンアセチルコリンの材料になるだけではなく、細胞膜の材料にもなっています。

とくに脳の神経細胞の細胞膜にはたくさん含まれていて、多彩な働きをしています。

血液にのって運ばれる栄養の細胞内へのとり込みや細胞内の老廃物の排出、神経伝達物質の放出や情報ネットワークの形成といった、脳の機能全体に深くかかわっています。

これが、レシチンが「脳の栄養素」と呼ばれるゆえんです。

そのレシチンを多く含んでいる食品の代表が卵黄です。

 

また、老人の認知症の3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。

この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク合成、核酸(DNA)合成が順調に行われる必要があるのです。

ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

ビタミンB12について?

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