薬味は一種の“長寿薬”

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薬味は一種の“長寿薬”

「薬味」は料理の味を引きたてて、味覚を刺激し食欲を増すための香辛料ですが、ほとんどの場合、薬効成分も豊富に含んでいます。

「薬味」は「薬」と「味」が合体してでき上がった言葉ですが、実にうまい表現です。「味を引き立てると同時に、その料理に薬効成分も加える」。
これが薬味を使用する本当の目的ではないでしょうか。

薬味は広く香辛料のことで、味噌汁や納豆、麺類、煮物、鍋などに添えるネギやショウガ、ニンニク、ダイコン、青ジソの葉などのような生物と七味トウガラシや海苔、胡麻、粉サンショウ、コショウなどのような乾燥品とがあります。
たとえ、1年中同じ豆腐の味噌汁であったとしても、四季折々の「薬味」を散らせば、季節感や新鮮な風味も出てきます。
納豆でしたら、納豆本来の薬効性と薬味の成分がおたがいにプラス効果を出し合い、より広い効果も期待できるのです。
薬味に用いられる日本の「香味料理」はポリフェノールなどの抗酸化物質や薬効成分などがたっぷりのものばかりです。代表的な薬味の効果をあげてみましょう。

ネギ:イライラを防ぎ冷え性を防ぐ。
青ジソ:体細胞の酸化を防ぎ若さを保つ。
ショウガ:殺菌と発汗、胃の調子が向上。
ニンニク:疲れ知らずのスタミナ強化作用。
トウガラシ:保温と発汗、脳の活性化
海苔:不老長寿に役立つ成分の宝庫。
カツオ節:頭脳力を高め骨を丈夫にする。
ワサビ:強い殺菌力と血行促進作用がある。
「長寿食365日 より」

元気でイキイキと年を重ねるために!
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