思考をプラスに転じさせるコツ

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思考をプラスに転じさせるコツ

 

うつ病の人の認知を変えること」の重要なポイントは、思考法に「プラス思考」を織り込めるようにすることでしょう。

 

エジソンの有名な言葉があります。

 

「人生で失敗したことは一度もない。1万通りの『うまくいかないやり方』を発見しただけだ」

 

そういう考え方をすれば、「マイナスの自動思考」には陥りにくくなります。

とにかく「やってみよう」という姿勢や考え方に何とか持っていくのです。

 

認知症でもうつ病でも、興味が減退し、積極性がなくなるという症状が出ますが、「でも、やってみよう」という方向です。

 

飲食店でも、「知らない店は、おいしくなかったら嫌だから行かない」という発想、思考ではなく、「まずい店でもいいじゃないか。まずい店を新たに発見した、と思えばいい」「まずかったら、途中でやめて、ほかの店で食べればいい」と考え方をフレキシブルにする。

それができれば、積極性も生まれるでしょう。

 

いい年をして、「若い人が行くような店には行かないほうがいい」と考えがちですが、どんどん「若い人の店」「若い人が行くようなところ」に行ってみるといいと思います。

 

行ってみるまでは、「きっと嫌な思いをする」とためらうのですが、試しに行ってみると、意外に面白いことに気づいたりするものです。

 

日曜日の繁華街をぶらついてもいいし、夏なら海水浴場やプールに行くのもいいでしょう。

すごく気分転換になりますよ。

 

水着も持って行って、生まれ変わったような気分になれば、抑うつ気分が吹き飛ぶかもしれません。

 

もし、それで「嫌な思い」をしたら、家に帰って笑い話にでもして、家族に対して聞かせるといいのです。

「人生でめったにない貴重な経験をした」ととらえれば、プラス思考に近づいていけます。

このようにいろいろ試すことは前頭葉の老化予防、つまり感情の老化予防にもつながるのです。

「「脳が老化」する前に知っておきたいこと より」

 

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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。

ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

 

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。

十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。

また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。

ビタミンB12は、悪性貧血のみならず神経や免疫系にも効果があることが明らかになり、高齢者のうつや認知症の予防等に利用されています。

高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。

 

ビタミンB12について?

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