食事の習慣8.お酒を飲むときは、同量の水を飲む

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食事の習慣8.お酒を飲むときは、同量の水を飲む

 

このコロナ禍において飲み会の機会も減っていると思いますが、一方で、たまの飲み会が嬉しくて飲み過ぎたり、あるいはストレスから晩酌で酒量が増えてしまったりしている人も多いようです。

終電や会計を気にしなくていい「Zoom飲み」で、際限なく飲み過ぎてしまうという事例も耳にします。

 

適量であれば血行を良くし、心をリラックスさせてくれるお酒ですが、飲み過ぎてしまうと交感神経を極度に刺激し、腸内環境を悪化させ、免疫力を低下させる“毒”となります。

 

 

アルコールは肝臓で分解されますが、その分解のプロセスで水分を多く消費するため、お酒の飲み過ぎは脱水症状に直結します。

大量の飲酒によって体内の水分が不足すると血管が収縮し、血流が悪化することで抹消まで血液が行き渡らず、頭痛や下痢、倦怠感や疲労感を引き起こします。

いわゆる二日酔いの症状です。

 

 

また、アルコールは腸壁を直接痛めつけ、炎症を引き起こします。

それだけでも腸のバリア機能が低下して免疫力を引き下げますが、消化・吸収の悪化によって悪玉菌が増殖し、腸内環境の悪化にもつながります。

 

毎日のように飲み過ぎていれば、悪玉菌による硫化水素アンモニアなどの有害物質が血管に流れ込み、ドロドロの血液が血管をボロボロにして脳梗塞心筋梗塞などのリスクを高めてしまいます。

 

こうしたアルコールのダメージを最小限にとどめるには、「お酒と同じ量の水を飲む」ことが重要です。

1杯目のお酒を飲んだら、2杯目の前に水を飲む、ということです。

それだけで、脱水症状を予防することができます。

 

一番大切なことは飲み過ぎないことですが、上手に水分を補給し、免疫力を下げない飲み方を心がけてください。

 

 

最後にあなたを守るのは、「心の免疫力」です

 

いま、医療の現場では、一時期の医療崩壊の危機を乗り越え、重症患者に対する治療方法や方針も以前よりはるかにクリアになりました。

今後、新しい薬の承認が進めば、さらに効果的な治療も期待できます。

 

しかし、いま医師たちが心配しているのは、みなさんのメンタルです。

 

新型コロナウイルスに命を奪われたのは、おそらく重症患者だけではないでしょう。

経営悪化による絶望、自宅にいることで生じる漠然とした不安や孤独、さまざまなストレスによって心を蝕まれ、悲しい選択をした人や、別の病気の引き金となった人がいるのではないでしょうか。

 

感染拡大が顕著になってきた3月以降、実際に新型コロナウイルスに感染した方を診ることがある一方、ちょっとした体調不良であるにもかかわらず、過剰とも感じられるほどに感染や発症を疑う方から相談を受けることも多くなりました。

 

お気持ちはよく理解できますが、「病は気から」といわれるように、気持ちの落ち込みからくるストレスは自律神経を乱し、身体を弱めます。

そして、弱った身体がまた自律神経を乱してストレスを与える「負のスパイラル」を生み出します。

脳と腸、自律神経を通じて「心」と「身体」が密接に結びついていることは、これまでお伝えしたとおりです。

 

わたしたちの心は、か弱いものです。

しかも、心を強くすることは簡単ではありません。

ですが、崩れそうな心を支える「身体」を強くすることは簡単です。

 

「今日を健康的に生きる」――ただ、それだけなのです。

 

身体を守る強い免疫力は、心にも強い免疫力を宿します。

心と身体を整え、ウイルスもストレスもつけいる隙のない「10割の免疫力」を備え、より健康的な人生を踏み出しもらえたら、これに勝るよろこびはありません。

「免疫力が10割 より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

ビタミンB群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

なかでも注目が、ビタミンB12です。

古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

 

ビタミンB12について?

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