食事の習慣6.大さじ1杯のアマニ油で腸を整える

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食事の習慣6.大さじ1杯のアマニ油で腸を整える

 

油に対して健康に悪そうなイメージを持つ人もいるかもしれません。

しかし、身体にとって適度な油は欠かせないもの。

腸内環境においても、脂っこい食事は悪玉菌を優勢にして腸内環境を乱しますが、質のいい油を適量摂取することは、排便をうながし、便秘の解消に役立ちます。

 

 

おすすめするのは、毎日大さじ1杯の「アマニ油」を摂ること。

アマニ油に含まれる「オレイン酸」は胃や腸で吸収されることなく大腸まで届き、油が大腸を刺激して蠕動運動をうながします。

 

また、大腸は水分を吸収して便を固形に整える器官のため、便秘になって詰まると便はどんどん水分を抜かれて固まります。

そこに油分が届くことで、詰まった便をコーティングし動かしてくれるのです。

また、排便時の肛門の痛みも緩和してくれます。

 

 

アマニ油以外にも、同じくオレイン酸の豊富なオリーブオイルはおすすめ。

ただ油は過熱すると酸化しやすく、体内で悪玉コレステロールを増やし、腸内環境と自律神経を乱す原因となります。

マーガリンやショートニングなどに含まれる「トランス脂肪酸」も同様の作用をするため要注意です。

 

 

そのまま飲むか、ドレッシングとしてサラダにかけたり、パンやヨーグルトにかけたりして、生のまま摂取しましょう

 

大さじ1杯ぐらいなら、せいぜい100キロカロリー

それでもカロリーが気になるなら、エネルギー代謝のいい朝に摂取するのがいいでしょう。

逆に、カロリーを気にして摂取が少ないと、期待する効果は得られなくなってしまうのでご注意ください。

 

 

食事の習慣7.間食は食物繊維豊富なドライフルーツがおすすめ

 

いま、テレワークの普及によって1日中自宅いる方も多く、動かないわりに間食などのエネルギー摂取量が増えてしまう「コロナ太り」が問題になっています。

 

まず、食べ過ぎは自分を戒めて我慢するしかありませんが、間食自体はエネルギーや栄養補給、ストレス発散のうえでも決して悪いことではありません。

 

適度な間食まで我慢してストレスをためるようでは、体調にも免疫力にもよくありませんよね。

 

 

ただし、ケーキなどの洋菓子は砂糖が多く、身体に良くない油脂が使われているものも多くあります。

悪玉菌を増やし、腸内環境を悪化させる原因になりかねません。

 

便秘で受診に来た患者さんには、「もし間食をするならドライフルーツを食べましょう」とおすすめしています。

 

ドライフルーツは甘味が凝縮され、甘党の人にも満足感があります。

また、不溶性・水溶性の両方の食物繊維を多く含み、ビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖も豊富

さらに、ビタミンやミネラルなど、免疫力に欠かせない栄養素も補給できます。

ただし、甘味が凝縮されているからこそ、食べ過ぎには注意しましょう。

「免疫力が10割 より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

ビタミンB群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

なかでも注目が、ビタミンB12です。

古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

 

ビタミンB12について?

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