Step1「怒り」や「不安」の感情をなだめるには?

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Step1「怒り」や「不安」の感情をなだめるには?

 

○成功脳の人は

自分の感情を絶えず観察する

×ざんねん脳の人は

自分の感情が収まるのを待つ 

 

「仕事なんだから、感情は切り離してやらなきゃ」――

 

そんなことは自分でもわかっているのに、つい怒りや不安といった感情に流されてしまう人が非常に多いようです。

 

うまくいかない――自分自身がそう感じているときほど、周囲にさまざまな不安や怒りの火種を見つけてしまうものです。

そもそもそれも脳の勘違いということがほとんどなのですが、ここでは、脳がなぜ感情に振り回されるのか、それを抑えるにはどうすればよいのかを解説します。

 

 

■感情が活発なときは、思考は正常に働かない

 

喜怒哀楽といった感情を司るのは「感情系脳番地」です。

8つの脳番地のうち、この感情系脳番地だけがインプット・アウトプットの両方の領域にかかわっているため、そもそも不安定なのです。

 

さらに感情系の上に思考系脳番地があり、まさにガスバーナーとやかんの関係のように、不安や怒り、あるいは楽しさで感情系が活発なとき、思考は揺れ動きやすく不安定になりうまく機能しません。

わかっているのに不安で動けない、あるいは怒りにまかせて心にもないことを言ってしまう、楽しい気分でハメをはずしてしまったということは、こうした脳の構造的な特性による部分もあるのです。

 

もともと不安定なため、感情を完全にコントロールすることは難しいでしょう。

しかし、必要な場面である程度コントロールができるようなコツを知っておくことは重要です。

 

とくに仕事において注意すべきは「怒り」です。

「八つ当たり」のように相手に怒りをぶつけることで、相手に怒りを伝染させ、脳の働きをとめてしまうからです。

 

どんな職場にも、いつも大声をあげて怒鳴り散らしているような人がいると思います。

本人は自分の主張を伝えたいがためにそうしているのですが、受け手にすればただただ「迷惑な人」以外の何者でもありません。

 

程度は違っても、怒りは周囲にも伝染しやすいのです。

しかも本人の意図とはまったく違う形で伝わるので、当人にとってもまったくよいことがありません。

 

 

■「呼吸を数える」だけでも感情は整えられる

 

それを回避していくには、感情の出しかた、受け取りかたをその都度確認していくことが重要です。

過剰に落ち込んではいないか、本当にこれほど腹を立てる必要があるのか、逆に根拠もなく愉快になっていないかを自分自身で監督するのです。

 

怒りが収まらない――そんな人には「数息観」と呼ばれる禅の呼吸法を用いた瞑想がおすすめです。

方法は、深くゆっくりとした呼吸をしながら、その呼吸の回数を数える――たったこれだけ。

通常であれば呼吸の回数は1分間に12回程度が普通ですが、この呼吸法では6回くらいに減り、ゆっくり深く呼吸を整えることができます。

 

さらにいいのは、呼吸を整えることで、感情も整えることができるのです。

 

近年では世界的な「ZEN」ブームもあり、グーグルやフェイスブックといった世界的な企業も禅や瞑想を取り入れているといわれます。

 

瞑想というと大げさに聞こえますが、目を閉じて呼吸数を数えるだけですから、わざわざ禅寺に行かずとも、電車の吊り革につかまってでもできます。

デメリットといえば、集中しすぎて下車駅を乗り過ごしてしまうことぐらいでしょう。

 

興味深いのは、瞑想中の脳を見てみると、目を閉じて呼吸をしているだけなのに、視覚系脳番地がきれいに動いていることです。

運動系を使って呼吸筋をコントロールすることで、感情系から運動系に働きが移っていきます。

さらにイメージしながら呼吸することで、暴走している感情系から視覚系へと脳の活動を移すことかできるのです。

感情系とは別の場所を使うことで、自然に怒りが忘れられるというわけです。

 

自分の感情系が今どのように動いているかということを冷静にとらえられるようになることで、相手の気持ちを察したり、共感したりできるようになります。

 

 

成功脳になる正しい脳の使いかた!

感情の出しかた、

受け取りかたを把握する

「1万人の脳を見てわかった!「成功脳」と「ざんねん脳」 より」

 

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ハーバード大学が20年にもわたって行なった調査によると、激しい怒りの後には、急性心筋梗塞狭心症などの心臓発作を起こすリスクが4.7倍まで急上昇するそうです。

ただ、血管に悪いとわかっても、怒りや嫉妬といった感情は自然に湧き上がってくるもの。

完全になくすということはできません。

避けることはできないのなら、湧き起こってきた怒りを以下に鎮めるか、ストレスが持続しないように、いかに発散するかが大事です。

 

カーッと頭に血が上ったとき、簡単にできるリラックス法が、息を吐くということ。

ふーっと腹式呼吸で息を吐くと、副交感神経の働きを強めてくれます。

オフィスでも、どこでもすぐにできるのでおすすめです。

 

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

 

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。

また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。

その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

ビタミンB群は、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

 

ビタミンB12について?

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