Step2自分の「不向き」を判断するには?

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Step2自分の「不向き」を判断するには?

 

○成功脳の人は

「継続」を前提に考える

×ざんねん脳の人は

「目の前の結果」で考える 

 

「医師になりたいけれど、数学が苦手だから志望を変えよう……」

「海外勤務を希望していたが、英語に自信がないから無理だろうな……」

 

こんなふうに、自分のやりたいことがあるのに、「そのために必要となるスキルに自信がない」という理由であきらめてしまう人がいます。

 

苦手なことを理由に揺らいでしまうとき、自分では冷静に適性を見極めているようですが、実は「失敗して恥をかきたくない」とか「傷つきたくない」といった、“自分かわいさ”の理由であきらめていることか多いのです。

 

繰り返しますが「苦手だ」と思い込めば、そこで脳は成長をとめてしまいます。

 

もうひとつ理解しておくべきは、「継続」しないと脳も正しく向き不向きの判断ができないということです。

まったく新しいことや苦手なことに取り組んでみたものの、しばらくやっても結果が出ないと、すぐに他のことに関心が向いてしまう――これは、だれにでもあることです。

 

興味を持ったことにどんどんチャレンジするのは悪いことではありません。

しかし、「努力すれば、すぐに成果が出る」という間違った認識のままであれば、何をしても「結果が出ない」のは当然です。

 

これは詰め込み教育で次々と学習と試験のサイクルを繰り返し、即座に結果を気にしてきた学校教育の弊害のひとつともいえるでしょう。

 

 

■やっぱり「継続」こそが力になる

 

まったく新しいことを始めた当初は、自分の脳がどの脳番地を使っていいかわからないので苦労するし、イライラもします。

うまくできないので面白くもありません。

しかし、そうした状態こそが脳の枝ぶりを成長させるきっかけとなるのです。

 

そもそもスポーツや音楽などの分野を除けば、若いうちにはっきりわかる才能など、ほとんどありません。

基本的には「20代はだれにも評価されない時期だ」と思っているぐらいでちょうどいいのです。

 

だからこそ、だれにも評価してもらえず、自分が何者であるかわからないときに、どうやって自分に希望を持たせることができるかが、とても大事です。

 

自分に希望を持たせるためには、仕事上のノルマや個人的な目標を「自分基準」で設定しましょう。

ノルマというのは、上司から与えられているだけだと苦しいのです。

 

言われたからやるのではなく、自分がやると決めたことを勝手にやる――。

そのくらいの姿勢でないと仕事は楽しくないし、継続させることはできません。

 

たとえば、「企画書を毎月(週)1本出す」とノルマを設定した場合、本数をノルマにしているのだから、あくまでもその数を目標にするのです。

 

他人から「書けばいいってもんじゃない。数打ちゃ当たるわけじゃないよ」とか「いいかげんなものをたくさん提出しても意味がない」などと言われても気にしません。

継続してこそ、本当にやりたいのかどうか、向いているかどうかが見えてくるのです。

 

 

■「なりたい自分」を先に決める

 

あるいは、大きな目標とは別に毎朝「今日の目標」を設定して、それを紙に書いてから仕事や学校に向かうのもよいでしょう。

 

資格試験の合格を目指しているのなら、「今日は問題集の50ページから55ページを必ずやる」とか「英単語を10個覚える」など、その日の目標を設定するのです。

 

目標の大小にかかわらず、「なりたい自分」を決めることが脳を成長させます。

そして、なりたい自分のイメージを強くはっきり持ち続けることで、ツラいときや不安になったときにも揺らがない自分をつくることができるのです。

 

それが現時点で「苦手」であるかどうかは判断基準にはなりません。

苦手かどうか「知らない」だけです。

脳の使いかたが下手な人ほど、その違いがわかっていません。

 

自分がまだ知らないこと、身につけるための正しい努力をしていないことに関して、「苦手だ」と決めつけても、あるいはその時点で周りから低い評価を受けたとしても、それは実態のない思い込みと変わらないのです。

 

「苦手」なのか「知らない」だけなのか、自分にノルマを課して行動を基準にすることで、ブレない判断ができるようになるのです。

 

 

成功脳になる正しい脳の使いかた!

自分で課したノルマを継続し、

本当の向き不向きを見極める

「1万人の脳を見てわかった!「成功脳」と「ざんねん脳」 より」

 

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脳の中では、運動会のリレーのように、神経がバトンをつないで、指令を伝達していきます。

しかし、たとえばC地点の神経細胞が倒れてしまい、指令がそこで止まってしまう、という事態が起こります。

このとき、すぐにC地点の神経細胞を救出できれば復活したのですが、時間が経ち、死んでしまって、その指令も届かなくなる。

これが運動麻痺や言語障害の起こる理由です。

 

ところが、脳のすごいところは、C地点から今度はほかのルートでバトンを渡そうとするのです。

新たなルートで、新たなリレーのチームを作り、「言葉を話す」という指令を伝えようとします。

この新チームは、以前のチームのようにバトンの受け渡しがうまくなく、スムーズに指令が届きません。

しかし、何度も繰り返し練習するうちに、だんだんうまく指令が伝わるようになっていきます。

このようにして、死んでしまった神経細胞は復元しないけれど、ほかのルートで代用できれば、言葉がある程度話せるようになり、失語症もよくなっていくというわけです。

 

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。

このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。

高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。

その中でも重要なものがビタミンB12なのです。

脳科学の発達によって、さまざまなことがわかり、新たな試みがされています。

 

ビタミンB12について?

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