<第2章>噛めば噛むほど免疫力は上がる

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<第2章>噛めば噛むほど免疫力は上がる

 

《早食いはデメリットばかり》

 

仕事や学校で、慌ただしく出ていかなければならないときの朝食や、決められた時間内に済ませなければならない昼食など、とかく現代は早く食事を済まさなければいけないことが多くあります。

しかし、免疫力の面で見ると、早食いにはいいことがまったくなく、デメリットしかありません

食べ物をよく噛まずに食べると、肥満や糖尿病になる危険が増して、免疫力は低下していくからです

 

時間をかけてゆっくりと食事をすれば、胃腸の働きが活発になり、副交感神経が刺激されて、免疫力も高まります。

また、よく噛んで食べることにより、満腹中枢が刺激され、適切なタイミングで脳が満腹と判断し、食べすぎを予防できるのです。

 

さらに、噛むことによって唾液が分泌されますが、その成分であるベルオキシターゼは、発がん性物質を抑制する効果があり、抗酸化物質でもあるのです

免疫力を上げ、老化も遅らせるなど、いいことずくめです

 

他にも、食べ物の消化吸収がよくなったり、虫歯や歯周病の予防にもなります。

さらに顔の筋肉が活発に動いて血流が増え、脳が活性化するために、認知症の予防にもつながります。

いつまでも健康でいるために、食事はよく噛んで食べることを心がけてください。

 

 

ゆっくり食事をすれば免疫力もアップ

 

◆よく噛んで食べると

 

・食べ物の消化吸収がよくなる

・虫歯や歯周病の予防になる

・脳を刺激して活性化する

 

・唾液が分泌され、その成分ががんを抑制

・肥満防止になる

・ゆっくり食べるとストレス解消になる

・顎が強くなる

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これらのメリットにより、免疫力アップ

「免疫力の話 より」

 

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心の病との関連で関心を集めているストレスホルモンが「コルチゾール」です。

コルチゾールは、副腎から分泌されると、血液にのって体内を循環しながら、エネルギー源の補充などの重要な役割を果たします。

役割を終えると脳にたどり着いて、脳に吸収されます。

これが、正常なストレス反応の流れです。

 

ところが、主に「我慢するストレス」状態が長い期間にわたって続き、ストレスが積み重なっていくと、コルチゾールがとめどなく分泌され続けるようになってしまいます。

こうなると、状況が一変します。

コルチゾールが脳にあふれて、その一部をむしばんでいくのです。

まさに、ストレス反応が暴走して、ありふれたストレスが「キラーストレス」と化してしまうのです。

 

副腎が疲れている人に圧倒的な足りない栄養素は、ビタミンB群になります。

ビタミンB群は、抗ストレスホルモンを合成するときに必要な栄養素です。

そのため、ストレスが多く抗ストレスホルモンを大量に必要とする人などは、体内のビタミンB群が不足しがちになります。

その結果、抗ストレスホルモンが十分につくれなくなり、副腎がますます疲れてしまうのです。

 

また、ビタミンB群は、体を動かすエネルギーをつくりだすためにも必要な栄養素。

私たちの体を構成している細胞には、ミトコンドリアというエネルギー生成工場があり、摂取した食べ物を燃焼させて、「ATP(アデノシン三リン酸)」というエネルギー物質をつくっています。

このATPをつくり出す過程で必要なのがビタミンB群です。

ビタミンB群が不足すると、ミトコンドリアATPが十分につくれなくなる。

ATPが足りなくなると、体がだるくて疲れが取れなくなったり、頭の回転が悪くなってきたりします。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ほとんどのビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。

したがっていっしょにとるのが効果的です。

 

ビタミンB12について?

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