感謝の気持ちは、しつこいくらい形に残す

感謝の気持ちは、しつこいくらい形に残す

 

感謝の気持ちを伝えるときも、メールは有効です。

「本当に本当にありがとうございました!」などと書いてあると、喜んでくれている気持ちが伝わってきて、何度も読み返してしまいます。

感謝の気持ちを表されるのは、誰にとっても嬉しいことです。

消えてしまう言葉より、メールで形に残すほうがおすすめです。

 

反対に謝罪する場合は、ふだんメールでやりとりしている相手でも、電話をしたほうがいいと思います。

その場で反応がわかりますし、いざ話してみると、心配していたほど相手が怒っていないこともあります。

いっぽう、メールで謝罪すると、相手がすでに読んだかどうかもわかりませんし、返事がいつ届くかもわかりません。

待っている間は、蛇の生殺し状態で、非常にストレスがかかります。

つまり、自律神経のバランスが乱れます。

したがって、ちょっと勇気はいりますが、思い切って電話で謝罪するほうが自分のためです。

 

感謝するにせよ、謝罪するにせよ、メールは形に残るということを忘れないことが大切です。

形に残るということは、相手はいつでもそれを見られるということです。

相手が目にしたときに、どんな気持ちになるのか?

それを踏まえて、ツールは使いこなさなくてはいけません。

 

ちなみに、私は不快なメールが届いたら、すぐに削除してしまいます。

乱された自律神経を立て直したいからです。

無理にとっておく必要はありません。

ポチッと削除して、気持ちを切り替えましょう。

 

 

文字を丁寧に書くと、「言い方」も変わってくる

 

メールではありませんが、職場では付箋を使ってコミュニケーションをとることも多いと思います。

電話の伝言を付箋で机に残したり、お願いごとと一緒に「よろしく!」と記しておいたり、文字を書く機会は意外と多いものです。

 

なにかと忙しいので、つい、なぐり書きになってしまうこともあると思いますが、そんな時こそ、丁寧な字で書くように意識してみてください。

乱雑な文字は、余裕がなくて心が乱れているという証です。

書いた本人はもとより、受け取った相手にも慌ただしさが伝わり、自律神経を乱してしまいます。

 

丁寧な字で書くことで、落ち着きを取り戻すのです。

文字を丁寧に書けば、確実に自律神経は安定します

そうすれば、「言い方」も変わってきます。

たかがメモと思わずに、自分の心と向き合うつもりで、文字を記してみてください。

「自律神経を整える 人生で一番役に立つ「言い方」 より」

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/