空気を変え、素晴らしい人生を手に入れる「言い方」をするためには、余裕が必要
空気を変え、素晴らしい人生を手に入れる「言い方」をするためには、余裕が必要
余裕がある時、すなわち自律神経のバランスが整っている時は、誰でもいい言い方ができます。
しかし、問題は「余裕がない時」です。
そのような状態においても正しい言い方をするためには、日々の過ごし方がカギになります。
日ごろから、自律神経のバランスを整える習慣を取り入れておくのです。
そうすれば、たとえ激しく動揺するような究極の場面に直面しても、言い方で失敗することはありません。
たとえば、仕事中に1本の電話がかかってきて、こんなことを告げられたとします。
「先日の検査の結果が出ました。残念ながら、がんです」
その瞬間、空間は何も変わっていないのに、あなたの心はもちろん、もしかしたら細胞の一つひとつまで様変わりしてしまうかもしれません。
その空間において、あなたという個体だけが、一瞬でまったくの別物にチェンジしてしまうのです。
そんな究極の状態で、あなたはどんな言い方ができるでしょうか?
おそらく極度に動揺して仕事どころではなくなり、しどろもどろになるか、「うるさいな! 後にしてくれ!」など、周りが目に入らない言い方をしてしまうと思います。
「そんな一大事においては、言い方なんてどうでもいい」と思うかもしれません。
しかし、ここで目指している究極のゴールは、そのように自律神経のバランスが極度に乱される局面においても、正しい言い方ができるようになることなのです。
そうすれば、怖いものはありません。
いつ上司に雷を落とされても、ミスをして激しく動揺しても、冷静さを保ち、リカバリーを図ることができます。
そのためには、副交感神経の働きを高めて、すべてを受け入れられる状態を築いておくことが大切です。
なかなか、聖人君子のようにはなれないかもしれません。
しかし、意識している人と、していない人とでは、確実に違いが出てきます。
さらに、毎日意識している人と、ときどき意識する人とでは、大きく差が開くことでしょう。
そこで、常に余裕を持ち、いざという時にも正しい言い方ができるようになる、習慣や心構えについてお話ししたいと思います。
ぜひ、この瞬間から日々の生活に取り入れて、「言い方」を変え、「空気」を変え、素晴らしい「人生」を手に入れてください。
日々の習慣が人生を豊かにする
日々の習慣や心構えで心に余裕を持つ
↓
正しい「言い方」ができる
↓
人生が豊かになる
心に余裕を持つことが、正しい「言い方」の基礎になり、積み重ねることで、人生が豊かになる
「自律神経を整える 人生で一番役に立つ「言い方」 より」
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心の病との関連で関心を集めているストレスホルモンが「コルチゾール」です。
コルチゾールは、副腎から分泌されると、血液にのって体内を循環しながら、エネルギー源の補充などの重要な役割を果たします。
役割を終えると脳にたどり着いて、脳に吸収されます。
これが、正常なストレス反応の流れです。
ところが、主に「我慢するストレス」状態が長い期間にわたって続き、ストレスが積み重なっていくと、コルチゾールがとめどなく分泌され続けるようになってしまいます。
こうなると、状況が一変します。
コルチゾールが脳にあふれて、その一部をむしばんでいくのです。
まさに、ストレス反応が暴走して、ありふれたストレスが「キラーストレス」と化してしまうのです。
副腎が疲れている人に圧倒的な足りない栄養素は、ビタミンB群になります。
ビタミンB群は、抗ストレスホルモンを合成するときに必要な栄養素です。
そのため、ストレスが多く抗ストレスホルモンを大量に必要とする人などは、体内のビタミンB群が不足しがちになります。
その結果、抗ストレスホルモンが十分につくれなくなり、副腎がますます疲れてしまうのです。
また、ビタミンB群は、体を動かすエネルギーをつくりだすためにも必要な栄養素。
私たちの体を構成している細胞には、ミトコンドリアというエネルギー生成工場があり、摂取した食べ物を燃焼させて、「ATP(アデノシン三リン酸)」というエネルギー物質をつくっています。
このATPをつくり出す過程で必要なのがビタミンB群です。
ビタミンB群が不足すると、ミトコンドリアでATPが十分につくれなくなる。
ATPが足りなくなると、体がだるくて疲れが取れなくなったり、頭の回転が悪くなってきたりします。
ビタミンB12について?