第1章 “三日坊主”は当たり前。はじめるだけでいい

第1章 “三日坊主”は当たり前。はじめるだけでいい

 

「何かをはじめることはできるのですが、それがまったく続かないんです」

 

そんな悩みをときどき相談されるのですが、私は迷わず「それって普通ですよ」と答えます。

 

慰めでも、気休めでもなく、それが純然たる事実。

一度はじめたことをずっと続けられる人なんてほとんどいません。

その人は継続する能力がずば抜けて高いのです。

 

一方、私を含めて普通の人なら三日坊主は当たり前。

何かをはじめただけ優秀なくらいです。

 

一番よくないのは「続かなかった自分」を責めたり、くよくよ考えること

続かなかったこと自体より、自分を責める行為によって自律神経が乱れ、コンディションが悪くなっていきます。

さらに悪いことに「続けられなかった……」というネガティブな記憶によって次に何かをはじめることができなくなってしまいます。

 

何かをはじめて続かなかったら、またはじめればいいだけです。

 

それがまた続かなければ「これは私に向いていなかったのかな。じゃあ、ほかのことをやってみよう」と思えばいいだけです。

 

「はじめる習慣」を推奨していますが、決して「続かなければいけない」は説いていません。

むしろ続かないのは普通。

だからこそ、再びはじめたり、新しい何かをはじめること自体を習慣にしてほしいのです。

 

ダイエットや勉強、散歩、日記、英会話など「続かないもの」は世の中にあふれています。

それでもいいので、ちょっとでも気になったなら、ぜひはじめてみてください。

動画サイトで関連動画を観るだけでもいいですし、書店へ行って関連の本をパラパラと眺めるだけでもOK。

 

続かないのはごくごく普通のことなので「はじめること」をやめないでください

「はじめる習慣 より」

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。

そして、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/