第1章 気になる用事は3日以内にやる
気になることがあるのに、なかなか手をつけられない。
そんな人も多いのではないでしょうか。
リビングの電球がひとつ切れているのに、ひとつくらいついていなくても生活はできるのでそのままにしてある。
自転車の空気を入れなくてはいけないのに、放置してしまっている。
たまっている書類があるけれど処理していない。
送らなければいけないメールや郵便があるのに、手つかずになっている。
数え上げればキリがありません。
もちろん理想は「気になっていることはすぐ、その場でやる」です。
しかし、それができる人はすでにやっているので、問題自体が起こっていません。
やはり問題は「つい先延ばしにしてしまう性格の人」。
気持ちはすごくわかります。
しかし、気になっていることを放置していると、それだけで集中力が下がりますし、そのことにとらわれていいことはありません。
そこでおすすめなのは「気になる用事は3日以内にやる」と決めてしまうことです。
そのためにもまず「気になっていること」をすべてノートに書き出してください。
前述した用事はもちろん「歯の検査を受ける」「銀行へ振り込みに行く」など気になることは全部書き出します。
そしてそのすべてを3日以内に完結させます。
この方法のいいところは「ノートに書くこと」によって「はっきりとして用事」になるということです。
誰だって「友人と食事に行く」と決まっていれば「なんとなく行かない」「先延ばしにする」なんてことはまずしません。
つまり「気になっているけれど、手がつけられない」のは「きちんとした(期限のある)用事」になっていないからです。
ノートに書いて期限を決める。
できることなら、いつやるかをスケジュール帳に記入してください。
それだけで用事はかなり片づきます。
「はじめる習慣 より」
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。
気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。
とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。
しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。
自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。
そして、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
ビタミンB12について?