考える細胞「ニューロン」人間の思考と行動をつかさどる神経細胞

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考える細胞「ニューロン」人間の思考と行動をつかさどる神経細胞

脳のはたらきの基本はニューロンとよばれる神経細胞である。
脳には約140億個のニューロンがあり、それらが情報のやりとりをしながら複雑な「ネットワークを形成している」ことがわかってきた。

≪大脳皮質の場所による機能のちがいが明らかになった≫
人間の脳には約140億個のニューロン(神経細胞)があり、記憶や学習、さらには感情や心といった高度な精神活動をつかさどっている。
人間だけにみられるこのような現象がニューロンのはたらきによることがわかるまでには、19世紀後半からのさまざまな研究の歴史があった。

人間の脳がほかの動物にくらべて最もことなっているのは、大脳皮質とよばれる部分が発達していることである。脳の研究はまず、この大脳皮質からはじまった。大脳皮質を外からみると、すべての場所が同じようにみえる。
しかし、実際には場所によってはたらきがちがうことがわかっている。
このことにはじめて気づいたのは、フランスの外科医ブローカである。
失語症の研究をしていたブローカは1861年、大脳皮質に言葉を話す機能を支配する場所があることを発見した。
この場所がそこなわれると、言葉を話すことができなくなるのである。
その後、ドイツの神経学者ウェルニケは、文字を読んだり言葉を聞いたりして理解する中枢の場所を発見した。
当時の研究は、脳の一部に病変がある患者の症状から失われた機能をつかさどっている場所を推定するという方法で進められ、1934年には、クライストによって大脳皮質の機能地図がつくられた。

一方、1870年にドイツのフリッチュとヒッチヒは、サルの大脳皮質の一部に電気刺激をあたえることによって、筋肉などを動かす機能をつかさどる場所を発見した。
20世紀になって脳外科が進歩すると、脳の手術中に脳の一部を刺激することによって、大脳皮質の場所による機能のちがいを明らかにすることも行われた。
人間の大脳皮質のどの場所が運動や感覚をつかさどっているかを調べたカナダの脳外科医ペンフィールドは、1952年、大脳皮質のどの場所のどの部分が、手や足、頭などに対応しているかについての精密な地図をつくることに成功した。
このようにして、脳のどの場所がどのような機能をつかさどっているかはしだいに明らかになっていった。「ニュートン より」

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