うつ病の原因は、現代の科学をもってしてもわかっていない

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うつ病の原因は、現代の科学をもってしてもわかっていない
精神疾患は身近な病気だという。
「女性では4~5人に1人、男性ではその約半数の人が、一生に1度はうつ病にかかるといわれています。
また、双極性障害(躁うつ病)は、100人に1人がかかる病気です」。(理化学研究所脳科学総合研究センター 加藤忠史博士)

うつ病双極性障害はともに症状としてうつ状態がみられるが、別な病気だと考えられている。
うつ状態とは、何ともいえないいやな気分が1日中つづいたり、何事にも興味がもてなくなったりした状態だ。
双極性障害では、うつ状態に加えて躁状態がみられる。躁状態では人と関わりたいという欲求が非常に強くなる。しかし、まわりの人に非常に負担をかけたり、気が大きくなって借金をつくったりする。

うつ病は、「心の病気」ではなく「脳の病気」≫
通常は、ストレス状態になって体の中の恒常性が乱れても、自然にもとにもどる。
しかし、うつ病はそうした自然治癒力をこえて悪くなっていて、自分の力では治らなくなる病気だ。
うつ病では心の症状がでるので、気分転換などをはかって、気持ちでのりこえようと考えがちだ。
しかし、うつ病は薬で治療する必要があると加藤忠史博士はいう。
うつ病では脳の中の物質バランスがくずれているので、薬を飲まないとなかなか治りません。つまり、うつ病は心の症状がでますが、脳の病気だということです」。

現在の科学をもってしても、うつ病双極性障害の原因はほとんどわかっていない。
しかし、加藤忠史博士は、双極性障害の原因を解明する手がかりが、双極性障害の特効薬のリチウムにあるという。
「リチウムは、神経伝達物質セロトニンが細胞膜の受容体に結合したあとに引きおこされるニューロン内の科学的な変化を止めるはたらきがあります。そこで、現在世界中で細胞内の問題がある場所をつきとめる研究が行われています」。

細胞の中でおきる変化には、セロトニンの受容体、小胞体、ミトコンドリアなどの細胞内小器官に加え、さまざまな酵素が複雑にからみ合っている。
しかし、どれがほんとうの原因なのかがわからないのが現状だ。「ニュートン より」

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