生活習慣病と血管

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生活習慣病と血管

● 血管の若さを決める内皮
生活習慣病には、高血圧、高脂血症動脈硬化、心臓病、脳卒中、糖尿病などがあります。
それぞれに病状もリスクファクター(危険因子)も異なりますが、共通しているのは、いずれも血管の状態が大きなポイントとなる点です。

血管には、心臓から押し出された血液を全身に循環させる大切な役割があります。
血管は、三つの層からできており、一番内側に内皮と呼ばれる層があります。

健康な状態の血管内皮は、必要に応じて血液を組織に届けられるようしなやかに伸び縮みし、みずから拡張する働きがあります。
この血管のしなやかさ、みずみずしさがいつまでも保たれていればよいのですが、血管にとって好ましくない生活習慣によって、血管が傷ついたり、内皮にコレステロールが付着したりすると、血管が狭くなったり、硬くなったりします。

これが動脈硬化で、ここからあらゆる病気が起きてきます。
他の生活習慣病も、血液や血管が傷つくことから起きてくるものがほとんどです。

動脈硬化
血管を水道のホースにたとえると、健康な血管は新品のホースです。
この中を水(血液)が、スムーズに流れます。

これに対し、動脈硬化を起こした血管は古いホースで、ホースのゴムが硬くなったり、内側にゴミや水垢が賜ったりするのと同じように、内皮からはしなやかさが失われ、コレステロールが溜まったりします。

この結果、血管は、ところどころ狭くなって、血液の流れが悪くなるのです。

血管の内壁に、プラークと呼ばれるこぶのようなものができることもありますし、「血栓」という血液の塊や、血栓が、血管内を流れていくうちに、より細い血管に詰まる「塞栓」も、血流の妨げとなります。


動脈硬化のリスクファクターとしては、高血圧、高脂血症、喫煙、肥満、糖尿病があります。

脳卒中
さきに述べた動脈硬化が大きなリスクファクターとなって、脳の血管が詰まるなどして、起きてくる病気で、正式には脳血管障害と呼ばれます。
大きく分けて、
(1) 血管が詰まる「脳梗塞
(2) 血管が破れて出血する「脳出血
の2つがあります。

動脈硬化のリスクファクターは、同時に、脳卒中のリスクファクターでもあります。

● 糖尿病
糖尿病のリスクファクーは、主として肥満と高血圧ですが、糖尿病が進行すると、微小な血管が傷ついて、それが原因となって目の網膜や腎臓の病気になったり、神経障害が起こります。
さらに、大きな血管にも動脈硬化が出現し、それが引き金となって、しばしば脳梗塞が起こります。

糖尿病患者で脳梗塞が発症する危険率は、海外での疫学調査で約2倍、わが国の研究においても4.37倍に上ります。
生活習慣病のためのリスクマネジメント ・ぼちぼち健康術 より)

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