脳トレ⑤ 高齢になるほど機能低下する“短期記憶”を鍛える

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例えば、クロスワードをしているとします。
そこへ電話がかかってきました。

話を終えたら、またさっきの続きを始められるでしょう。
そのほか、ある建物の前に来て「ここは子どものころ来たことがある」と思い出すように、過去の記憶と現在の記憶を比べる時もこの記憶が関わってきます。
このように長期記憶や短期記憶ではない、数秒から数10秒で消えてしまう一時的な短い記憶のことをワーキングメモリと言います。

ドイツの心理学者ヘルマン・エピングハウス氏が16年にわたる研究結果として発見したのが忘却曲線です。
それによると20分後には記憶の42%を忘れ、残った記憶も少しずつ失われていくそうです。

前頭葉の一部である前頭連合野がワーキングメモリに関係していると言われています。

ここには言語中枢もあるので、それぞれの連携はとても強いのだと考えられます。
またこの機能は言葉から何かを連想したり、比喩を理解したり、相手の気持ちを言葉で理解するといった高度なコミュニケーションに使用されます。

会話をするときにも使われる重要な機能ですが、容量は小さいので全てを一度に記憶することはできません。

例えば、料理をしている時に宅配が届き、その途中で電話がかかってくると、料理をしていることを忘れがちです。
そして鍋を焦がしてしまうかもしれません。

しかもワーキングメモリには、容量、性質に個人差があります。
高齢になると機能が悪くなるようです。
これは前頭葉が萎縮してくることにも関係しているのでしょう。

そこでワーキングメモリの機能低下をできるだけ予防していきましょう。
そのためには、ふたつのことを同時にできるようにするトレーニングが効果的です。

電話をしながら料理を作るとか、知っておきたい項目をいくつか書き出して覚えてからパソコンで検索してみる、という複数の作業を同時並行して行うことが訓練になります。

それが習慣的になれば機能の低下は緩和できます。
「もの忘れは怖くない! 健康脳になる より」

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脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成、核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。

このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
熟年の人達が正確で、いろいろな状況下で“成熟した”判断を行い、好ましい結果を得ることができるのは、そのためであろうと思います。

高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。

私たちの体をつかさどる司令塔は頭脳です。
脳が十分に活動し、脳に栄養、休息、ゆとりを与えるためには、ビタミンB12がとても重要です。

「人の生涯とともに働き続ける脳細胞のほころび、破れ、故障をビタミンB12で修理再生してこそ、脳が無駄なく働き続ける。脳をバケツに例えれば、バケツの穴を修理してこそ汲めども尽きぬ、知恵の宝庫が出来上がる。」

ビタミンB12は、生体で最重要とされる核酸たんぱく質の生合成を司っています。
新しい核酸たんぱく質が生まれ、それによって細胞も生まれ変わり、『壊れた組織・細胞』と『新生の組織・細胞』が入れ替わり、ビタミンB12の『修理工』的機能が発現します。
つまり、ビタミンB12により脳の機能低下防止と改善、すなわちここで言う『バケツの穴をふさぐ効果』が行われるのです。

ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
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