「三つのストレス」は前頭前野とつながっていた!

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「三つのストレス」は前頭前野とつながっていた!

私たち人間は、大きく分けて三つのストレスを感じています。
一つは身体的ストレス。
もう一つは、快が得られなくなることによって生じるストレス。
そして三つ目が、他人から正当に評価されないことによって生じるストレスです。

最初の身体的ストレスは、前頭葉の中でも、体内外のストレスにダイレクトに反応する仕事脳(ノルアドレナリン神経)と深くかかわっていることがわかりました。

二つ目の、快が得られなくなることによって生じるストレスは、学習脳(ドーパミン神経)の働きと深くかかわっていました。

そして、三つ目の、自分が相手のためと思ってしていることが、正当に評価されないことによって生じるストレスも、共感脳(セロトニン神経)の働きと深くかかわっているのです。

なぜなら、このストレスは「どうして私を理解してくれないの?」と一方的に考えてしまい、相手の気持ちになって考えられないことが原因で生じるストレスだからです。

つまり、前頭前野を構成する三つの脳と、人間が感じる三つのストレスは、互いに深い関係にあるということです。

これはストレスという問題を考えるうえでとても大きな発見だと思います。

人間が感じるストレスは、どれも、最も人間らしい脳によって影響を受けていたのです。
そう考えれば、「脳ストレス」が前頭前野と関連していることも納得できます。
また、脳ストレスを消すためには、ドーパミンセロトニンを鍛えればいいということもおわかりでしょう。

その中でも特に、三つの脳のバランスを整える「セロトニン神経」の役割が非常に重要です。
活性化させることで、人間は平常心を保つことが可能になります。
そして、共感脳にかかわる「正当に評価されないストレス」だけでなく、「身体的ストレス」や「快が得られないストレス」をも受け流すことができるようになるのです。
「脳からストレスを消す技術 より」

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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。

≪ビタミンB12の働き≫
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
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子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
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